『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(日曜・深夜放送中)、第1話2話はシャア視点のドラマだった。
ジオン・レム・ダイクンの暗殺から始まり、幼き日のシャアとセーラさんの物語が描かれる。
へえ、シャアとセーラさんを地球に亡命させたのはランバ・ラルとハモンさんだったのか。
ザビ家の兄妹は昔からいがみ合ってたのか。
シャアは子供の頃からキシリアに立ち向かえるほどのしっかりした子だったのか。
一方、セーラさんは甘えん坊。
こんな感じで、『ガンダム』ファーストシリーズで描かれなかった各キャラクターのバックボーンが描かれる。
こうした裏設定や歴史は今作の原作・安彦良和さんが膨らませて物語にしたものなのだろうが、これが『ガンダム』なんですね。
裏設定がしっかりしているから、物語やキャラクターのせりふに深みが出て、作品が豊かになる。
作品が豊かだから、飲料ドリンク・カルピスの原液でさまざまなカルピスがつくられたように、さまざまなガンダムがつくられた。
特異な作品でもある。
何しろ視聴者のほとんどはファーストガンダムを見ていて、作品が今後どのように展開していくかを知っているのだから。
視聴者はランバ・ラルやハモンさんがどんなふうにして死に、シャアはどんなふうにザビ家に復讐し、ザビ家の兄妹がどんなふうにいがみ合い死んでいくかを知っている。
普通、物語は先が読めなくて夢中になるものだが、この作品にはそれがない。
それでも作品が成り立ってしまう所が『ガンダム』の凄さ。
とは言え、個人的には、甘えん坊のアルティシアがどのように成長して、しっかり者のセーラさんになっていくか興味がありますけど。
マーケティング的にも面白い。
何しろファーストガンダムを熱狂して見ていた世代が40代50代になり、ふたたび『ガンダム』を見るという特異な現象。
『ガンダム』シリーズは、その後もつくられていて、リアタイ世代でないファンもファーストガンダムを見ているだろうから、ファンの層はとてつもなく厚い。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』はこうした潜在的ファン層を抱えている。
こうして見ていくと、『ガンダム』ってすごいコンテンツですね。
日本のサブカルの凄さでもある。
あと『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のエンディング曲は、ファーストガンダム劇場・第3作のクライマックスで流された『めぐりあい』。
泣ける!
スタッフさん、よくわかっていらっしゃる!
ジオン・レム・ダイクンの暗殺から始まり、幼き日のシャアとセーラさんの物語が描かれる。
へえ、シャアとセーラさんを地球に亡命させたのはランバ・ラルとハモンさんだったのか。
ザビ家の兄妹は昔からいがみ合ってたのか。
シャアは子供の頃からキシリアに立ち向かえるほどのしっかりした子だったのか。
一方、セーラさんは甘えん坊。
こんな感じで、『ガンダム』ファーストシリーズで描かれなかった各キャラクターのバックボーンが描かれる。
こうした裏設定や歴史は今作の原作・安彦良和さんが膨らませて物語にしたものなのだろうが、これが『ガンダム』なんですね。
裏設定がしっかりしているから、物語やキャラクターのせりふに深みが出て、作品が豊かになる。
作品が豊かだから、飲料ドリンク・カルピスの原液でさまざまなカルピスがつくられたように、さまざまなガンダムがつくられた。
特異な作品でもある。
何しろ視聴者のほとんどはファーストガンダムを見ていて、作品が今後どのように展開していくかを知っているのだから。
視聴者はランバ・ラルやハモンさんがどんなふうにして死に、シャアはどんなふうにザビ家に復讐し、ザビ家の兄妹がどんなふうにいがみ合い死んでいくかを知っている。
普通、物語は先が読めなくて夢中になるものだが、この作品にはそれがない。
それでも作品が成り立ってしまう所が『ガンダム』の凄さ。
とは言え、個人的には、甘えん坊のアルティシアがどのように成長して、しっかり者のセーラさんになっていくか興味がありますけど。
マーケティング的にも面白い。
何しろファーストガンダムを熱狂して見ていた世代が40代50代になり、ふたたび『ガンダム』を見るという特異な現象。
『ガンダム』シリーズは、その後もつくられていて、リアタイ世代でないファンもファーストガンダムを見ているだろうから、ファンの層はとてつもなく厚い。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』はこうした潜在的ファン層を抱えている。
こうして見ていくと、『ガンダム』ってすごいコンテンツですね。
日本のサブカルの凄さでもある。
あと『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のエンディング曲は、ファーストガンダム劇場・第3作のクライマックスで流された『めぐりあい』。
泣ける!
スタッフさん、よくわかっていらっしゃる!
個人的にアムロよりもシャアが主人公の方が面白いと思います。
因みにダイクンは暗殺ではなくて病死です。
ただ、晩年の彼は精神的に追い詰められてたのは間違いないですね。
スペースノイドによる完全独立は自分の代で不可能であり、戦争をやらかせば確実に連邦の負ける現実の前に有効な手を打てず。
自分を追い詰めまくって精神的にヤバい状態でしたから、彼の死因は過労による心臓麻痺ですかね。
あのキシリア相手に怯えず堂々と立ち向かって、ガンタンク一台で連邦の部隊相手に大太刀回りとキャスバルの非凡さは流石です。
正直言ってアムロを主人公にするより面白いですよ。
しかし、いくつか端折られているのが残念ですね。
例えばシャアの父のジオン・ズム・ダイクンと母のアストライア・トア・ダイクンの馴れ初め。
安らぎを求めていたダイクンが場末の酒場で歌手をしていたアストライアに一目ぼれする所は彼の人間味と孤独を表現されてます。
そのお陰でダイクンは本当の意味で家族を得たんですが、本妻ローゼルシアの怒りを買ってしまうんですからね。
他にもザビ家側のやりとりは色々とあります。
サスロを殺したのはキシリアなのは間違いないですが、ギレンも一枚かんでますよ。
確かにサスロは優秀ですが、あのギレンの事ですから、自分が実権を握る際には邪魔と解釈した気がします。
いつもありがとうございます。
コミックには、その他のエピソードがあるんですね。
主人公に関しては、確かにアムロは迷える主人公ですしね。
キャスバルのように確固たる信念で動いていない。
とは言え、ファーストガンダムが子供向けのものであったことを考えると、アムロでなくてはならなかったのかもしれません。
いずれにしても視点を変えても作品が成立してしまうガンダムってすごいですよね。
これからも様々なガンダムが生まれることを楽しみにしたいです。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
リンクのブログ拝見しました。
仏教からの視点、これからますます重要になってきそうですね。
『ガンダム』も「人と人の繋がり」「縁・無縁」の作品ですし。