昭和が終わる時、僕は会社の後輩を助手席に乗せて札幌大通公園付近を走っていた。その時ラジオから聞こえた新元号は「平成」
平成? 聞きなれない言葉に少しの戸惑い そして何かが変わるのかと感じた違和感
しかし、そんな違和感は、時間と言う目には見えない謎に包まれながら流れて行った。
あの不思議な違和感(感覚)から30年の月日が流れ、今、思う。
平成と言う時代は僕にとっても貴重な時間だった。大切な人を失い失うことの辛さを知り、今、この空間にいる人を思いやり、大切にしなければ、この二文字が一生付きまとうだろうと・・ それは「後悔」
後悔? 努力で回避出来るなら戸惑いも違和感も喜んで受け入れる年齢にはなったはずなのだけど・・
まだまだ修行が足らないようです。
平成最後の夕食は感謝を改めて感じる時間でもありました。
元号が変わっても平和な未来を願い、少し贅沢なビールで感謝です。