フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

あるじとわたし

2007-01-01 23:53:13 | 雑記
新年になりました。
どんな風に生きていこうか、こんなに考えたことはありません。
このところずっとそれしか頭に無いのです。

ずっと今まであるじに守られながら生きていたのです。
結婚して食事の後かたづけをしてくれたのはたった一度。
それでもあるじには大変なことだったのです。
あるじにとっては大仕事だったのです。

パン屋の居抜きを買ってあるじは、脱サラ。
20年間、一緒に頑張りましたが、
後継者のいないことを理由に営業を辞め、居抜きで貸すことにしました。
そして2年間、あるじは好きなことをし、思いっきり楽しんでいました。
驚くほど精力的に活動していました。

ある夕方、あるじが近所を歩いてくると言ったまま
夜11時過ぎまで帰ってきませんでした。
家族がいないので電話しなかったと言うのです。
私は何? 家族では無いの?夫婦って家族ではない?

それから、二人で度々話し合いました。
お茶をしながら、ビールを飲みながらよく話したものです。
「別れた方が良いのかな?」という言葉も出ました。
喧嘩をするわけでは無く、学生の時のようによく話し合いました。

結論として、人生の相棒、良き相棒でいようか、と言うことになりました。
夫婦とか、家族なんて言葉はいらないのでは・・・、
お互い良き理解者であることを確認したのです。
こんな結論を出すなんて、私たちの年齢では考えられない事かも知れないわね、と
笑ったものです。そんな夫婦でした。

これからどんな風に生きていくのか。
あるじと話し合いながら少しずつ歩いて行きます。
見ていてくれると信じています。応援してくれると信じています。
コメント
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