フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

二人三脚の相手が居ない・・・。

2007-01-14 00:25:40 | 雑記
文字になって出てくることは、困ったことにあるじのことばかりです。
新年早々、余り書くべきではないのでは、と反省するわたしが居て
なかなか書けずに居ます。
まだあるじの存在がわたしの中に大きくて、何時もあるじを
見ているような気がします。

今日、35年前我が家の設計監理をして下さった方の奥様から、
お葉書を頂きました。ご主人は昨年亡くなられました。
そして奥様はわたしの大学時代の友人の姉上さまです。

思わずお電話をしました。
昨年亡くなったことを知ったとき、連絡せずそっとしていて、と言う
友人の言葉で連絡しませんでしたので。

今は同じ立場で、辛さ、悲しさが解ると思ったのです。
こればかりは、経験して初めて解りました。
今までのわたしの慰めの言葉がどんなにいい加減だったか、
思い知らされています。

お姉様はしばらくは「二人三脚の相手がいなくなって、
どうして良いか解らないで・・」とおっしゃっていました。

確かにそうなんです。何をしていてもあるじならどうする?と
常に考えます。
食事もあるじなら何を食べたいと言うのかしら?と思いますし、
テレビドラマが好きではなかったあるじが、喜んで見ていたドラマを見ると
あるじを思います。

わたしが夜が嫌で、と言いましたらお姉様も同じとおっしゃり、
わたしだけでは無い事をお聞きしホッとしました。

昼間は人が訪ねて下さったり、お庭にやってくる野鳥を眺めたり
結構元気で居られますが、夜は本当に嫌ですね。

学生のころ、友人とお姉様となくなられたご主人との楽しかった
会話を思い出したり、設計の打ち合わせをしながら、あるじと楽しげに
飲んでいたことを思い出しました。
あるじが居たら、きっと懐かしがったでしょうね。
コメント
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