新鮮でした。

１１月１６日　水曜日　快晴

上野の西洋美術館でゴヤの作品を見てきました。
ゴヤという人の作品は美術史の本で見たくらいでほとんど見ていませんでした。
圧倒されました。

戦場カメラマンと言う人がテレビで見ますが、ゴヤはカメラマンではなく戦場絵師と言えます。
戦争の残酷な状況をひたすら描いています。それを後年エッチングの作品に仕上げています。
江戸時代の浮世絵師国芳や豊艶に通じる物があるような気がしました。型破りなのです。

ゴヤの作品を見ながら「どんな思考がこのような表現作業が出来るのかしら」と、ずっと考えてました。
それ程、趣向の違う風刺絵が沢山出ていました。
それに油彩画の人物は写真のような動きまでもが描かれていました。

昨夜、お誘いして下さった友人に感謝です。時間を作ってもう一度見に行きたい、そう思っています。

わたしは久しぶりにラッシュ時間（９時３０分）に品川駅から山手線に乗りましたが、
その時、電車を待つ人たちがきちんと４列にお行儀良く並んでいるのに驚きました。
わたしが学生の頃は此処まできちんと並んでいなかったと思います。びっくりしました。

美術館を出てから友人と不忍池方面に向かい、写真を撮ってきました。
１１月半ばになるのに銀杏はまだ黄色くなっていませんでした。正午過ぎの陽射しです。
　


不忍池のボート池に向かって座っている人が居ました。
もう少し先のベンチでは４組の男性が将棋をしていました。陽射しがありますし気持がよいでしょうね。
将棋盤は持ってきておられるのか貸し出しがあるのか解りませんが、男性８人夢中でした。



不忍池の廻りを撮してみました。沢山のビルが林立している状況にこのすばらしい自然の景色です。



疲れたとき家に閉じこもらす、上野へ来て展覧会を見たり散歩をする方が良いのかも知れませんね。
わたしにとってはゴヤの作品は新鮮でしたし、電車の乗降時のマナーも新鮮でした。
すばらしい１日になりました。友人に感謝感謝です。