良い旅

１１月２６日　土曜日　快晴

昨日も今日も良いお天気でした。
午前中は風もなく温かかったです。午前中ゆっくりお散歩をしました。
東京駅までの直行バスは１３時４６分ですから、それまではフリータイムです。

とにかく車も人間もとても少ないのです。
宿に入ったときもカウンターには誰も居ませんでした。大きな声で「ごめん下さい」を連発でした。
群馬の有名なヤキモチを食べたお店でも、違ったパターンでまたまた驚きました。

納品にやって来た人が厨房に居る店の人に声を掛けて、品物を店の脇に置きました。
それからなんと引き出しから印鑑を出して受領書に配達の人が印を押しているのです。
更に驚いたのは違う引き出しにその受領書をしまって「毎度～」と言って帰って行ったのです。

昨夜も「お部屋でどうぞ」と言って、宿の女将さんが柿と包丁を持ってきて下さったのです。
部屋には小さなおにぎりが２つと若女将のメモが置いてありました。
チェックアウトしてからバスの時間まで、荷物を預かって下さると先方から言って下さったのです。

いろいろな面を考慮して、温泉探しはもうしないで四万温泉に決めても良いと思いました。
直行便のバスはほとんどノーストップですから、バス旅行のような無駄な時間は有りません。
それにトイレも付いている大型バスに１０人も乗っていないのですから、ラクチンです。

バスの時間までのフリータイムに小泉の滝に行ってきました。その少し先に四万川ダムがあります。
ダムまで行く時間が有るかどうか心配でしたので、戻ることにしました。
昨日のおそば屋さんのお隣にあったおそば屋さんで１０割蕎麦を食べることにしていました。

小泉の滝まで行く途中の景色です。写真尾上の方は木々の葉が落ちたまさに冬景色です。
川の水がとても綺麗でした。



小泉の滝を東屋から撮してみました。



滝を見ているのはわたしと友人だけ。とにかく人が居ません。
わたしたちには良い環境ですが、この地域の人にとってはちょっと困った現象なのでしょうね。
出来ればまた友人と一緒にここへ来たいと思いました。今度は連泊したいです。

こんなにゆっくりした旅行は久しぶりです。あるじと一緒に温泉に行ったときはこんな感じでしたね。
お風呂に入ってコロコロして、下駄履きで辺りを散歩して・・・。
あるじもわたしも読みたい本を持ったり絵の具と筆を持って悪戯に絵？を描いたりしていました。

懐かしい事を想い出したり、本当にのんびり良い旅でした。友人に感謝です。