フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

恩師からの手紙に感無量…

2015-01-26 20:07:38 | 日記
1月26日 月曜日 曇りのち晴れ

夜中に少し雨が降っていたけれど、朝は8時頃には青空になって来ていた。
お洗濯する物があまりなかったけれど、機械を回した。
蜜柑の汁が飛び散っていると思うので普段着のセーターとマフラーを洗いたいと思って居た。

ウールの物は手洗いをして、脱水を少しだけしてからアイロンで形を整え竿に干す。
それがわたしの何時ものセーターの洗い方。
アルパカのセーターでもカシミヤでも同じ方法で洗っている。

お陽様一杯だったので、洗濯物はヨガ教室に出かける時には乾き、アイロンもして出かけられた。
暖かくヨガ教室から帰って来るときも、寒くは無かった。春がきたような一日だっった。
そして帰宅して家の郵便受けを覗いたら、夕刊と大学時代の恩師からの封書が入っていた。

先生がのり付けして作ったと思われる封筒に、見慣れた先生の文字でわたしの名が書いてある。
封書の当て書きから、墨の香りがしていた。

封を開けようとハサミを使ったのに、何となく手紙も切って居るような厚みを感じたので、
少し穴を開け、そこにハサミを射し込み封を切った。パーッと墨の香りがした。懐かしい匂い…。
鎌倉時代の書籍を開いたときも、墨の匂りがすることは、先生の本で体験させて頂いている。
本物の墨は、何時までも香るのだとその時知った…。

やっぱり手作りの封筒で、糊がまだ乾かないうちに手紙を入れたらしい。封筒に手紙がくっついていた。
料紙は文様が入った素敵な巻紙を使って居られ、少し枯れたような薄い墨で書かれている。
何時もよりずっと薄めの墨だったこともあり、達筆の文字はとても読み難い…。
読み難いのは何時もの事だが…。

わたしが使って居る一番良い墨でも、先生の所まで匂いが保てないらしく匂わないようで、
先生から「君の手紙は化け物だ」と言われて居る。当然匂うべき墨の香りがしないからだと言う。
お手紙は先日宅急便でお送りした柚子のお礼状だったけれど、すでにお礼のお電話は戴いていた。
無塩の食事に、柚子が有るのでとても助かっている事を書かれて居る。

お元気でエネルギッシュだった先生、文章も文字も以前のお元気さが消えているような気がする。
何とか、お元気になって頂きたい…。

コメント
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