フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

川越美術館で不思議な世界の作品を見てきました。

2017-11-21 22:38:37 | 雑感
真冬のような寒い日でしたが、この所見たことが無いほど素晴らしい青い空の一日でした。
亡くなったあるじの甥の個展が23日まででしたので、今日長女と一緒に見てきました。
会場が川越なので片道2時間かかりますから、なかなか行かれず、今日になってしまいました。

彫刻を専攻したと聞いていましたが、いわゆる木や石膏を彫って何かを作るのでは無く、
鉄を使った音の振動を芸術にしているようです。

今回の展示作品は、鉄板の形を変えスーパーボールで鉄板を擦り、その結果現れた波が作品でした。
何故この様な事に気がついたのか、本人が会場にやって来ましたので質問し教えて頂きました。
音には前から繊細だったようで、アンプやスピーカー選びにかなり凝って居たようです。

癒やし系の音楽を、鉄板の上に針金や石やステンレスの小さな球や割れたガラスのカップなどを並べ
テーブルの下に音を流し、振動が鉄のテーブルの上の物が影響して不思議な音楽になっていました。
どこか違う世界に居るような、妙な感覚を楽しんでいました。

壁に展示されている図案の様に描かれた線は、鉄板の形によって出来た波紋と言うことでした。
当初は、擦ったことで発生する音に興味があったのだそうです。波紋がでる事は知っていたとか。
偶然、音を出している鉄板に砂を撒いたら色々な波紋が出て来たのだとか。

大分前から、彼の作品は芸術と物理学の合成作品なのでは?と勝手に思っていました。
展示中、パフォーマンスがある日に、会場に行き参加していましたが今日はありません。残念でした。
不思議な音がわたしを別世界に連れて行ってくれるようで、彼のパフォーマンスは好きです。

何枚か写真を写してきましたのでアップします。

鉄板に粉末を置き振動させ出来た波の線 
展示室の景色 
丸鉄板で作ったスピーカー 
正方形の鉄板で作ったスピーカー 
美術館の隣の川越博物館 
美術館を出てから素晴らしい建物のおそば屋さんで、新蕎麦を頂きました。美味しかったです。
お菓子横丁を歩いて、お煎餅のように薄く切ったサツマイモの揚げたてを買い、歩きながら頂きました。
亡き父が大好きだと言っていましたお団子も食べました。懐かしかったし、美味しかったです。
川越には何度か来ていますが、これほど気ままに歩いたのは始めて。良い一日になりました。

来月、調布市の東京アートミュージアムでまた展示をします。
川越の展示とは違うと言いますので、パフォーマンスのある日に行こうと思ってます。
コメント
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