宇都宮健児氏、田母神俊雄氏、舛添要一氏と有力候補が出揃い都知事選挙も本格化しそうです。当面の焦点は自民党が現状17%で支持率トップの舛添氏を推薦するかにかかっています。推薦を取り付ければかなりの上積みが期待され知事の椅子がぐっと近づきます。しかしながら、保守が割れ、無党派票が大量に田母神氏に流れると状況は一変します。筆者は1999年の都知事選挙でも84万票しか獲得できず、第一次安倍内閣で厚生労働大臣に指名されながら、民主党の躍進で自民党が傾くと、さっさと抜け出しその後、自民党を除名された経緯からも舛添氏は期待されているほど票は獲得できないと予想しています。又選挙戦になれば女性問題、扶助問題などのネガティブな要素が表面化するでしょう。米国ではこのような女性問題を抱えた候補の選択はありえないですね。万一、自民党が反対する古参議員の主張を退け、舛添氏を推薦して落選すると政権への打撃は計り知れません。そもそも筆者にはごたごたがあり参議院選挙不出馬の舛添氏が都民に人気があるのも理解できません。安倍首相も靖国参拝問題から都知事候補選定問題など懸案事項山積みで“不眠症”に陥っているようです。これに便乗して中国人民日報は眠れない理由を勝手に探り、「歴史を否定する陰謀を巡られているため」「強い日本を取り戻したく焦りすぎたため」「後ろめたい不安に苛まれたため」と3つの理由をかかげ、ぐっすり眠りたいのであれば、やましい行為を2度と行うべきではないと漢方薬の処方箋を提案しています。笑
(筆者が今回応援することに決めた田母神氏が正式に出馬表明しました。以下 コピー)元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)は7日、東京都内で記者会見し、猪瀬直樹前知事の辞職に伴う都知事選(23日告示、2月9日投開票)に無所属で出馬することを正式に表明した。同知事選への立候補表明は、日弁連前会長の宇都宮健児氏(67)に続き2人目。日本維新の会の石原慎太郎共同代表が支援する。
田母神氏は、大災害やテロに備え、自衛隊を活用した危機管理体制の確立を主張。「自衛隊を中心とする都民の救助体制を整えておく必要がある。自衛隊に精通した私が都知事になるのが一番よい」と強調した。