習近平氏の『指導部の規律違反や違法行為を断固として処分する』との発言とは裏腹な行動が証明されました。国際調査報道協会(ICIJ) が入手した情報を2年にわたる分析、裏付け取材から明らかにしました。12年にはニューヨーク・タイムズ紙が温前首相ファミリーの不正蓄財27億ドルを暴露しましたが、その後中国からと思われるニューヨーク・タイムズ紙へのハッカー攻撃で有耶無耶にされました。その内容は温前首相の妻は『ダイヤモンドの女王』と呼ばれ、実弟は不動産・医療廃棄物処理を手がける実業家、長男の温雲松氏は大手保険会社の大株主で、天津の土地開発に関与している内容でした。今回の報道で当の習主席、温家宝前首相、李鵬元首相、胡錦涛前国家主席など16人不正蓄財の額は450億ドルです。この国の指導者には良心・倫理はありません。尖閣諸島を口実に紛争を仕掛けられないように注意が必要です。
大陸のスケールの大きな汚職話の後ですが、日本でも東京都知事選挙が告示されました。細川護熙氏、舛添要一氏、宇都宮健児氏、田母神俊雄氏の有力4氏の争いになると思います。
筆者が勝手な仕分けをしてみます ◎反原発 細川氏、宇都宮氏、 原発推進 田母神氏 どっちつかず 舛添氏
◎靖國神社参拝しない 細川氏、宇都宮氏、舛添氏 靖國神社参拝する 田母神氏
◎選挙基盤磐石 舛添氏(自民党・公明党推薦・都連合・創価学会支援 組織票は最大)・細川氏(小泉元総理応援・民主党・生活
の党・結の党推薦)
◎選挙基盤脆弱 田母神氏(無所属・石原元都知事応援・著名評論家・自民党保守系支持者)・ 宇都宮氏(共産・社民推薦)
◎過去に汚点のある人 人格的に問題? 細川氏(佐川1億円疑惑・政権投げ出し) 舛添氏(婚外子3人内扶助費減額で
一人と係争中・競馬での損出800万穴埋?・自民党除名)
◎汚点のない人・人格者 宇都宮健児氏(日弁連元会長) 田母神俊雄氏(日本は素晴らしい国とアパ論文で問題になるも自説を
曲げず航空幕僚長解任。)
このように仕分けをすると適任者はザックリ2人共に現在ダークホース的存在です。 左よりの人は宇都宮健児氏、右寄りの人は田母神俊雄氏がベストな選択になります。
(以下中国汚職関連コピー) 中国の習近平国家主席の親族らがカリブ海にある英領バージン諸島などの租税回避地(タックスヘイブン)で“隠し資産”を管理していると、約60カ国のジャーナリストでつくる国際的な調査報道機関ICIJ(本部ワシントン)が21日発表した。
ICIJが250万件に及ぶ関連文書を入手し分析した。ICIJによると、習主席の義理の兄弟や温家宝前首相の息子らが、バージン諸島などに資産管理会社などを設立したという。温氏の息子の場合、欧州の金融大手が温氏の首相在任中、バージン諸島で会社設立を支援したとしている。
ICIJはまた、租税回避地を利用する中国本土・香港居住者は、富豪や国有企業幹部を含む約2万2千人に上り、2000年以降に中国から流出した資産総額は1兆~4兆ドル(約104兆~約417兆円)と推計している。