筆者は命を守る防災に関心を持ってもらいたいのですが、都民の関心は明日の生活です。つくづくアベノミクス効果は大企業、優良企業、一部の資産家、大企業に勤めるサラリーマンだと分かります。大きくリードしていると報じられている舛添候補ですが、婚外子の扶助について扶助料減額調停を申し立てているようです。筆者は自分の子に対しても自己の利益を優先する舛添候補が自己の利益より、都民の利益を優先するとは到底思えません。当然知事になれば大多数の都民の生活は今より苦しくなると判断したほうが無難です。又地方選挙での外国人参政権に参加している候補が有力候補の中で3人もいるのは驚きです。参政権を与え多数決で決めれば人口数の多い国が勝ちます。そこを調整するのが政治だと思っていたのですが、自己所属組織の倫理で動く政治家はそうではなさそうです。ぜひ候補者討論会で外国人参政権の問題も議論を深めてもらいたいです。原発・福祉・防災・外国人参政権などの議論を深めれば多党から推薦してもらっている候補や無能な候補は、はっきりした政策を打ち出せず、イメージダウンするはずです。今回の選挙は安倍政権の今後を左右し、日本の大きな岐路になるのかもしれません。
(以下 コピー)首都のリーダーを決める東京都知事選が23日、スタートした。首相、閣僚、自衛隊幹部など多彩な経歴を持つ候補がそろい、17日間の選挙戦が繰り広げられる。五輪や首都直下地震の備え、社会保障など課題が山積し、「脱原発」の主張も出てくる中、1082万人の東京の有権者は次の知事に何を求めるのか。産経新聞は有権者100人(男性53人、女性47人)に「私が考える争点」を尋ねた。浮かび上がったのは、身近な暮らしを向上させてほしい、という切実な願いだ。 「収入を得て生活が安定するには景気が上向いていることが大切」。告示直前の出馬表明が相次ぎ、「(候補者の)十分な情報がない」とこぼす葛飾区の警備員、佐藤昭洋さん(61)は候補者に「雇用の場の創出」を求めているという。 今回の調査では、佐藤さんのように「景気と雇用」を最大の争点とする声が最も多く32人だった。江東区の会社員、沢英樹さん(44)も「まだまだ景気がよくなっている実感がない」。就職活動中の渋谷区の大学生、高田初音さん(23)は「働き口が確保できないと将来のライフプランが描けず不安ばかり増す」と指摘し、候補者には「実現できる規模の政策で、具体的な道筋も示してもらいたい」と訴えた。