筆者は良く『テレビ東京午後のロードショー』深夜、眠れない時にCMをカットしながらまとめて鑑賞します。午後のロードショーは作品自体外れが多いのですが、たまに今回のように当たりがあります。CMオンパレードでとてもテレビでは見る気になれませんが、録画は時間を30分は短縮でき快感です。今回は女性ジャーナリストがアフガニスタンの少女を救うために起こした行動で、多くの人命を失いつつだんだん人間的に強くなり、最後にはスペシャル・フォース生き残り精鋭2人まで救出してしまう物語です。日本では北朝鮮による拉致被害者救出運動に10年以上かけても成果はありませんが、フランスでは一人の女性ジャーナリスト救出のために政治決断による特殊部隊投入です。世界の常識では、拉致拘束事件には特殊部隊による急襲、救出しかないかもしれません。今のように北朝鮮が政治的に変わるまで、楽観的に待っていたのでは被害者もその家族も亡くなってしまいます。ここまで来るとある種宗教ですね。映画のように結果多数の新たな犠牲者を出す政治的な妥協などあり得ません。あくまで、映画の世界ですが、モヤモヤが晴れます。
(以下コピー) タリバンに捕らわれた女性ジャーナリストを奪還すべく、フランス軍精鋭部隊《スペシャル・フォース》が動き出す。D・クルーガーがヒロインに扮したミリタリーアクション。 たったひとりを救うため、6人の精鋭ソルジャーが命を懸ける。フランス映画界が放つミリタリーアクション大作。「トロイ」「ナショナル・トレジャー」の美人女優D・クルーガーが、中東の紛争地を取材する中でタリバンに捕らわれたジャーナリストを熱演。フランス海軍旗艦である空母シャルル・ド・ゴールや、特殊部隊員の見せるリアルなミッション遂行アクションなど、ミリタリーファン注目の見どころが満載。
- 内容/物語
- 中東アフガニスタン。フランス人女性ジャーナリストのエルサは、この地に根強く残る女性抑圧を告発する記事を書くため取材を続けていた。だが、そんな彼女の行動はタリバン組織の不興を買い、罠にはめられ拉致されてしまう。組織は、エルサの現地随行員を殺害したビデオを公開し、アフガン派兵を続けるフランス政府を脅迫する。事態を重く見た仏政府は、コバックス隊長率いる特殊部隊スペシャル・フォースの投入を決定する。