BSで連休中放送していました。筆者は始めてみたのですが、信頼していたジョンキーティング先生を大人たちの都合で裏切らざるを得なかった子供達の心情が素晴らしい。イギリスのエリート子弟達の悩みが表現されています。これほど説明のつかない青春時代の葛藤を表現できる映画に感服です。『今を生きる』ことの大切さを教える教育は今の公立高校(個々にはいらしても出会える機会は皆無)では望むべきではなくやはり、独自の教育を強いている私立高校です。
以下抜粋コピー
1959年、バーモントにある全寮制の名門進学校にやって来た新任の英語教師。破天荒な授業を通して、詩の美しさや人生の素晴らしさを説く教師に惹かれていった生徒たちは、彼がかつて学生だった頃に作っていた“死せる詩人の会”という同好会を自分たちの手で復活させる。ドラマの背景となる、初秋から冬にかけてのニューイングランド地方の風景も美しい。
ジョンキーティング教授の名言です。
私たちが詩を読み書くのはカッコいいからではない。私たちが詩を読み書くのは人類の一員だからだ。人類は情熱で満ちている。医学・法律・ビジネス・エンジニアリングは私たちの生活に必要なものだ。しかし、詩・美しさ・ロマンス・愛情こそが私たちが生きていく目的そのものだ…
AppleのCMで使われているセリフですね
「バラのつぼみはすぐに摘め。」ラテン語で言うなら"カーぺディエム”だ。意味が分かる者は?
「いまを生きろ」です。
真の自由は夢の中にある。昔も今もそしてこれからも。
言葉はなぜ発達した?伝えるため?
違う。女を口説くためさ。
今を生きろ若者たちよ。すばらしい人生をつかむのだ。
「芸術家」?「自由思想家」たれだ。
詩はまるで蜜のように僕らの口から流れた。心は空を舞い。女は酔い。神が生まれた。
ジョンキーティング教授、詩人ですね。
「人は静かな絶望の中に生きる」という。
甘んじるな。前進しろ。
君達の瞳がこう言っているのが分かる。
"人と違う生き方がしたい”と。
ロバート・フロストは言った。
「森に2つの分かれ道があった。人の通らぬ道を行こう。全てが変わる」
君達には、自分らしい歩き方を見つけて欲しい。