国連は政治目的で日本の女性人権問題を70年以上過去にさかのぼり、持ち出し、貶めることには熱心ですが、 現実に起こっているナイジェリアで起きた女子生徒の集団拉致問題には無力です。国連が有効な手立てを打たない中、2年前に大量拉致された女子生徒の一人が救出されました。しかし、拉致したボコ・ハラム関係者との子供とみられる1歳の子供も一緒です。平和な日本にいると気付きませんが、世界ではまだ公然と蛮行が繰り返されているのです。救出された女子生徒は隣国カメルーンとの国境地帯にある森の中で見つかり、少女の親たちの団体が身元を確認した。ということですので、国連は命の危険がある他の女子生徒救出に全力を尽くすべきです。
以下コピー
西アフリカのナイジェリアで200人以上の女子生徒がイスラム過激派に誘拐された事件で、少女1人が2年ぶりに救出され、今も行方が分からない少女たちの救出につながるのか注目されます。
ナイジェリアでは2年前、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が北東部の町にある学校から女子生徒たち200人以上を誘拐したうえで「奴隷として売り飛ばす」と脅し、その後、生徒たちの行方は分からないままとなっています。
この事件について、ナイジェリア軍は18日、誘拐された少女のうち1人を救出したと発表しました。ナイジェリア軍は救出の状況など詳しいことを明らかにしていませんが、ロイター通信は誘拐された少女が救出されたのは初めてだと伝えています。
少女たちの救出を訴えているグループによりますと、少女は隣国カメルーンとの国境地帯にある森の中で見つかり、少女の親たちの団体が身元を確認したということです。また、少女は1歳ほどの子どもを連れていたということです。
見つかった少女は、一緒に誘拐された女子生徒の多くは「ボコ・ハラム」の厳しい監視のもと森の中にいると話しているということで、今回の救出が、今も行方が分からない少女たちの発見につながるかどうか注目されます。