安倍首相のなし崩しの原発再稼働阻止へご老体2人が反旗です。 放射性廃棄物の処分場がない中、再稼働はありえず、即時ゼロとの論法です。ANN直近世論調査でも7割が「原発のあり方を争点にしていい」との回答です。筆者は国民が発言をする機会を与えられないままで政府のなし崩し政策で原発再稼働に踏み切るよりは良いと思います。しかし、仮に即時ゼロにしても結果、放射能廃棄物は残ります。しかも、最終処理場がない現状では莫大な維持費もかかります。論破できない自民党政治家の説得力のなさにも呆れます。このような中、自民党がかつて除名しながら政策も政治行動も中途半端な実質創価学会推薦の“舛添要一氏”を支援しようとしているのですから盛り上がらず、都民が付いてくるとは思えません。今回は人気者2トップ安倍首相も小泉進次郎氏も応援はしないでしょう。小泉氏の行動は『安倍首相の力で原発を廃止させることであり、野党再編などは視野に入れていない。』と思います。何故なら息子である小泉進次郎氏は次の次、場合によっては安倍首相の後を狙える総理候補だからです。人の親として政治家の息子が総理になれるチャンスを潰すなんていうことは考えられません。考えられるのは今回自身の存在感を誇示し、一定の落としどころで安倍首相に譲歩し、息子のステップアップ大臣就任への援護射撃をすることです。今回の小泉劇場第2幕は細川+小泉連合が勝利すれば国民の求めていたものとは関係のない『小泉親子首相誕生秘話』になると思います。
(以下コピー)小泉純一郎元首相が14日、東京都知事選に出馬する細川護熙元首相(76)への全面支援を表明した。都知事選をめぐる小泉氏の動きは水面下にとどまっていたが、ふたを開けてみれば「古巣」自民党への配慮はまるでない戦闘モード。党東京都連が推薦する舛添要一元厚生労働相(65)との対決が決定的となったことに同党は衝撃を隠せない。
「細川さんが立候補の決意を固めたという話を伺った。心から敬意を表したい。私も喜んで積極的に細川さん当選のために頑張る」。小泉氏は14日、都内のホテルで細川氏と連携を確認すると、記者団の前でこう宣言した。
小泉氏としては、持論の「脱原発」を掲げて首都決戦を制し、安倍政権に政策転換を促す考えとみられる。小泉氏は昨年11月の日本記者クラブでの記者会見で「原発ゼロは首相が決断すればできる」と主張。最近も、自民党幹部との会合で「安倍晋三首相が反原発を言えば、首相として盤石になるのに」とじれったそうに語った。
しかし、首相は小泉氏の助言をよそに、原発再稼働を進める姿勢を崩していない。「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」。小泉氏は対決構図を単純化する得意の手法で、安倍政権を「敵」と位置付けた。
これに対し、首相は外遊先のエチオピアで「東京が原発なしにやっていける姿を見せるという。さまざまなアイデアを出していくのは素晴らしいことだ」と批判めいた発言を手控えた。出馬を正式表明した舛添氏も、自身を原発推進派と決め付けるかのような小泉氏の発言に「私も脱原発を言い続けている。理解できない」と反論、脱原発の争点化を打ち消すのに躍起となった。