福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

中論第二十章

2013-11-20 | 諸経
一 もしも原因ともろもろの縁との和合によって結果が生ずるのであるならば、しからば結果は和合のうちに存在する。ではどうして和合によって生ずるのであるか。 二 もしも原因ともろもろの縁との和合によって結果が生ずるのであるならば、しからば結果は和合のうちに存在しない。ではどうして和合によって生ずるのであるか。 三 もしも原因ともろもろの縁との和合によって結果が生ずるのであるならば、しからば結果は和合 . . . 本文を読む
コメント

ウズベキスタンの日本人捕虜の話

2013-11-20 | 法話
昨日、テレビで感動的な話を放映していました。 それはウズベキスタンの首都タシケントに連行された日本人捕虜の話です。 シベリヤに抑留された捕虜は65万人にのぼりますがそのうち2万人がタシケントに送られそのうち500人が国立ナポイ劇場の建設にあたらされたそうです。ソ連兵の過酷な仕打ちで次々と同僚が死亡するなかでも日本人の誇りにかけて手抜きをせず、ソ連で3大劇場に入るといわれる素晴らしい劇場を作り上げた . . . 本文を読む
コメント

川端茅舍

2013-11-20 | 法話
以前銀座鳩居堂で女流書展を見ましたがその折、「白樺の霧にひびける華厳かな 川端茅舍」という作品に出会いました。「華厳」が当初「華厳経」のことかと思い華厳の重々無尽の宇宙観と『白樺の霧』との関係がつかめず悩みましたがよくかんがえると「華厳の滝」のことでした。それにしても「華厳」ということばはなにかすごい世界を想像させます。 川端茅舍はウィキペヂアによれば「高浜虚子に師事し、虚子に『花鳥諷詠真骨頂漢 . . . 本文を読む
コメント