「業」はすべて「共業」である。
「大乗 の業 は縁起、相依、空 の理法の上に立 って いるので、個 人 は万人 (他人、社会)な くし
ては有り得な いし、 万人 (他人、社会 )は個 人なくしては有 り得な いのだから、業 (人間の行為行 動)はすべて個 人的 (不共業 )であると同時に社会的 (社会の人皆の行動、即ち共業) であるのである。'
しかも各個人の行為行動 は社会に影響を及 ぼすも . . . 本文を読む
御大師様の先祖供養についてのお考え・・3
性霊集の六・七・八巻は大師の達親文です。ここに大師の供養のお考えが凝縮されています。つまり造佛・写経・法要等の供養は施主の先祖を救うのみでなく一切の六道四生に及ぶとおっしゃっています。
例えば「・・三界を牢籠し(三界の衆生をよく率い)四生を綿絡して(胎・卵・湿・化の衆生を摂取不捨)同じく愛獄を脱して斉しく覚道に遊ばん。(「桓武天皇の奉為に太上御書の金字の法 . . . 本文を読む