諸菩薩は代受苦の菩薩であること。・代受苦とは仏・菩薩が大悲の心から、衆生に代わって苦しみを受けることをいいます。大悲代受苦ともいいます。諸経をみるに、観音様・お地蔵様をはじめすべての菩薩がこの代受苦の行者であるとわかります。菩薩は、すべての人びとの苦しみを自分の苦しみとして受けとめ、またその苦しみからの救済を約束しておられます。以下諸経を載せます。・「維摩経」には、維摩居士がなぜ病気になったのか、 . . . 本文を読む
成功者の先祖供養・・3・新四国曼荼羅60番札所 閑慶院は岩崎家の菩提寺です。 明治の廃仏毀釈の折に廃寺になりかけたところ岩崎弥太郎の奔走で永平寺直末寺として再興、本堂・鐘楼堂も岩崎家より寄進を受け再建されています。・住友家一族の菩提寺は「実相寺」(浄土宗:中央区上本町4丁目)、住友財閥第二代総理事の伊庭貞剛は「大事を決するときは住友家の墓前(実相寺)に額ずくを常とした」(「佛教的経営」・井上信一) . . . 本文を読む
今日も雨です。外出の用の無い当方にとっては雨もなかなか趣のあるものです。昔の山寺の暮らしを思い出すからです。山寺の高い屋根から雨垂れが地面におちてポトポトという音は雨の日の寺の暮らしの趣ではありました。この窪みを雨垂れ落ちというそうですがこの窪みには雨水が溜まってきて大きな水たまりとなりピチャピチャという音に変わります。その水のはねる形も子供には面白いものでした。そして何故か季節に拘わらず雨の日は . . . 本文を読む
御大師様の先祖供養についてのお考え・・10
大師の「笠の大夫、先妣の奉為に大曼荼羅を造り奉る願文」。「・・・日薄(せまり)、星廻って、期辰すみやかに至れり(日がおしつまり一周忌がめぐってきた)。謹んで天長元年孟冬二十二日をもって先妣の本願を問い源が為に大日の微細会の曼荼羅一鋪九幅七十三尊を図し奉り、ならびに大日経等の若干の部巻を写し奉る。兼ねて法侶を延いて大日の法智印(大日経)を講演す、四銖胖蠁( . . . 本文を読む
Q、いじめがひどくて悩んでいます。何とか抜け出せる方法は?A,結論です。「念彼観音力、還著於本人(ねんぴかんおんりき げんじゃくおほんにん)」(観音様を念ずれば、この害はかえって加害者に返っていく)。これを常にいじめを受けている最中も唱えれば必ず相手に害が返っていき、救われます。また観音様の御真言は「おんあろりきゃそわか」です。この御真言もあわせてお唱えするといいでしょう。あわせて近くの観音様をお . . . 本文を読む