「ラマ教の秘密タントラの観法では、ラマは行法の鍛錬によって肉体から霊魂を遊離しうるとする。・・したがってその死は永劫の別離ではなく単に地上において肉体を取り換え生を移転するにすぎないものと信ぜられるにいたったのである。・・そこでラマの命終と同刻に生まれた神童を尋ね求めこれを化身ラマとして迎え前代のラマと同様な敬虔な態度を以てこれに奉仕するのである。・・またチベット人は化身ラマを師匠の生まれ変わりと . . . 本文を読む
御大師様の先祖供養についてのお考え・・22
・御大師様は、金剛頂経を写経し修することによりその功徳により故人の魂を助けるとともに功徳を有情すべてにも行き渡らせる、とおしゃっています。
「弟子真境が亡孝(亡父)の七七の斉を設くるための願文」
「それ恩河深くして底なく、徳山峻しくして天を衝く、林烏なほ反哺を知る、尤霊(万物の霊長たる人間)豈よく遺忘せんや。尼父(孔子)はその終りを慎むことを誡め、金仙( . . . 本文を読む