「戒・定・智慧も三密も三十七の道品も身三口四と、意三より 皆生じたる功徳なり 」・ここでいう「戒」とは、在家の五戒(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒)、八戒(優婆塞・優婆夷が一日一夜受持する戒。離殺生・離不与取・離非梵行・離虚誑語・離飲酒・離眠座高度厳牀座・離塗飾香鬘・離歌舞観聴・離食非時食)、沙弥の十戒(不殺生・不偸盗・不淫泆・不妄語・不飲酒・不塗飾香鬘・不歌舞観聴・不坐高大広床・不非時食 . . . 本文を読む
「愚迷発心集」に粛然と私の襟を正さしめる語がありました。
「滅罪生善の志、心と事と調はず、発心修行の計、内と外と共に乖けり(自分もまさにこれです)。
無益の語を囂(かしがまし)くすと云ども出世の事(俗世を離れた世界)をば論ずること無し。他人の短をば語ると云へども身の上の過を顧ず。
自人目(ひとめ)を慎むと云ども全く冥の照覧を忘ぬ。
(他人の評価は気にするが目に見えない世界からの評価は気にしない。「 . . . 本文を読む