新型コロナ騒動に対し日本から中国に送った支援物資に「山川異域、風月同天」と書かれていたことが話題になっています。これを書いた人は相当教養のある方とお見受けします。これは宝亀十年(779)に、淡海三船によって書かれた「法務贈大僧正唐鑑眞過海大師東征傳」にあるようです。
「法務贈大僧正唐鑑眞過海大師東征傳(淡海三船)」「・・大和尚(鑑真)答て曰く、昔し聞く南岳の思禅師(中国天台宗第二祖南岳慧思) 、 . . . 本文を読む
疫病平癒のお経
ほとんどの仏様が疫病平癒の誓願を持っておられます。以下数例を挙げておきます。
・般若心経の「度一切苦厄」(心経は古来非常に疫病平癒にも重要視されてきており歴代天皇陛下も写経されてきています。)
・仁王護國般若波羅蜜多經の「疾疫厄難、即ち除愈を得」
・請觀世音菩薩消伏毒害陀羅尼呪經の「疾病令得無患」
・白衣観音経の「能救重病」(ご真言は「オン・シベイテイ・シベイテイ・ハンダラ・バ . . . 本文を読む
「班足王の猛悪も 実語の徳に感悟して 九十九王の命をも 放ちて道に入りにけり」これは不妄語の徳を称えるもの。(以下の話は「仁王般若波羅蜜經」等にあります。太宰治の「走れメロス」の元になった説話ともいわれています)昔天竺に班足王という悪王がいて、普明王という聖王の不妄語の徳に感じて自ら悔いて仏道に入ったという因縁を述べて不妄語の美徳を讃嘆し給えるもの。昔印度で普明王という持戒堅固な王がいたが、城を出 . . . 本文を読む
疫病平癒のお経
ほとんどの仏様が疫病平癒の誓願を持っておられます。以下数例を挙げておきます。
・般若心経の「度一切苦厄」(心経は古来非常に疫病平癒にも重要視されてきており歴代天皇陛下も写経されてきています。)
・仁王護國般若波羅蜜多經の「疾疫厄難、即ち除愈を得」
・請觀世音菩薩消伏毒害陀羅尼呪經の「疾病令得無患」
・白衣観音経の「能救重病」(ご真言は「オン・シベイテイ・シベイテイ・ハンダラ・バ . . . 本文を読む
「傾城を人のあまた寄り合ひてとめん時、みめもわろく、衣装もなきをとむべし。よきをば人の心をかくる也。をろきは人も荒め、又わが心もとどまらぬ也。一夜の事はいかほどかあるべき。傾城もうれしみ多かるべし。(遊女を相手にするときは、見目悪く衣装も粗末なものを選べ。見目好き傾城には他人も心を奪われ競争になり恨みを買うこととなる。見目悪きものを相手にすれば相手も喜びこちらもあとに迷いを生じない。)」「極楽寺殿 . . . 本文を読む