本朝世紀・正暦五年994 四月七日「為被修臨時仁王会也、是依消除疫病所 被行」『日本紀略』正暦五年六月条には「公卿以下庶民に至るまで門戸を閉ざして往還せず」とあります。「栄華物語」にも「はかなく年もくれて、正暦五年といふ、 いかなるにか、ことし世の中さはかしう、春よりわつらふ人々おほく、みちおほちにもゆゆしき物ともおほかり・・」とあります。道長が「我が世をば‥」と詠んで我が世の春を謳歌できたのは、 . . . 本文を読む
承和五年(838) 四月甲午(7日)「 勅す、去歳年穀稔らず、疫癘間発す。夫れ般若の力は不可思議なり。宜しく十五大寺五畿内七道諸国及び大宰府をして、大般若経を奉読し、一七ケ日殺生禁断すべし。」 『続日本後紀』「請観音経」では「疫病の原因は殺生」である、としているので、疫病の起こった時、殺生禁断にするのは尤もです。日々無数の命を飽くことなく殺して止まない現代もこういう歴史を顧みる必要があります。
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今日は法然上人のお生まれになった日です。上人は長承2年(1133年)4月7日、美作国久米(岡山県久米郡久米南町)の押領使・漆間時国の子としてお生まれになりましたが、9歳の時父が土地争いで暗殺されます。そのおり時国は「我死去の後、世の風儀に随て敵を恨ることなかれ、これ偏に先世の報なり、若此讎を報んと欲はば、世世生生互に害心を懐て、在在所所に輪回絶ことなからん。生ずる者は皆死を悲む、愁憂更に限なし、我 . . . 本文を読む
「拝めば必ずお陰は有る」実証
以前「拝めば必ずお陰は有る」という記事を出しました
https://blog.goo.ne.jp/fukujukai/e/a1361f4be7f6f2b028c446dcfa74dc9c
このことを実感させれた事を2点記録しておきます。
身近なことですが、今日3年越しに拝み続けていたことが成就しました。まだ予断を許しませんが . . . 本文を読む
密教大辞典に以下のようにありました。「越三昧耶に二意あり。一は三昧耶の境界を軽んずる罪。二には三昧耶に違越する罪。真言家にはこれを越法罪といい、行者の第一の重罪として特に誡むる所なり。
一の三昧耶の境界を軽んずる罪とは未灌頂の者に灌頂の大事を明かし、諸尊の内証を談じ、印言の秘義を説き、或いは悲器の者に灌頂を許し師傳を受けずして又瑜伽を成せずして妄りに曼 . . . 本文を読む
今日1945年4月7日は戦艦大和が米軍航空隊386機(戦闘機180機・爆撃機75機・雷撃機131機)の猛攻を受け、11本の魚雷、7発以上の直撃弾を被弾し沈没した日です。戦死者は伊藤整一第2艦隊司令長官、有賀幸作艦長以下2,498名、生存276名。長崎県男女群島女島南方176キロ、水深345m地点に艦首を北西(方位310度)に向け今も英霊を乗せて沈んだままとなっています。英霊たちは今の日本人の軟体動 . . . 本文を読む