福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日二十六日は重源が伊勢神宮で大般若経六百巻を転読した日です。

2023-04-26 | 法話
今日二十六日は重源が伊勢神宮で大般若経六百巻を転読した日です。文治二年(一一八六)四月二十六日、重源は東大寺再興を祈願して伊勢神宮に大般若経六百巻を書写・転読(「東大寺衆徒参詣伊勢大神宮記」)東大寺ホームページには「治承四年(1180)に、平 重衡の軍勢により、大仏殿をはじめ伽藍の大半が焼失した。しかし翌年には、大勧進に任命された俊乗房重源によって復興事業が着手され、鎌倉幕府、特に源頼朝の全面協力 . . . 本文を読む
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今日は百万塔陀羅尼事業が始まった日

2023-04-26 | 法話
今日は百万塔陀羅尼事業が始まった日 続日本紀・宝亀元年 (770)四月戊午(26日) 「三重小塔一百万基を造らしむ。高さ各四寸五分、基径三寸五分、露盤之下、各の根本 ・慈心 ・相輪 ・六度等陀羅尼を置く。是に至り功畢、諸寺に分置す_」 称徳天皇の命で三重小塔を百万基制作 し、四種の陀羅尼を安置する百万塔陀羅尼が始まっています。この諸寺とは、大安寺・元興寺・興福寺・薬師寺・東大寺・西大寺・法隆寺 . . . 本文を読む
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今日は疫病で諸国分寺に金剛般若経を読誦せしめた日

2023-04-26 | 先祖供養
  (日本紀略・天長六年(829)四月) 「己巳(二十六日)、大宰管内及び陸奥奥出羽等の國、疫癘流行し夭死稍多し。五畿七道諸国に令し、精進僧を簡び国分寺に於いて三个日、金剛般若経を転読し以て不祥を除け」 天皇は淳和天皇 . . . 本文を読む
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盲僧の眼が根本大塔で開いた話

2023-04-26 | 頂いた現実の霊験
盲目の僧が根本大塔で開眼した話 「高野山往生伝」「厳實上人は大和の国、虚空蔵巌の住侶也。壮年の始、両眼共に盲。業障を懺する為、當山に参籠し纔に鳩杖(上部が鳩の形の老人用の杖)を携へて鵞王(仏)を巡礼す。三年の間、一心に祈請す。有る時、先ず社壇に参り、次いで大塔に詣ずに、忽然として眼開き、日輪新しく現ず。縡楚(さいそ)の間、周章して佇立。猶両目を拭ひ四方を見るに堂舎塔廟朝日に映じ巍然たり。山岳林樹 . . . 本文を読む
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宝亀元年770四月二十六日、百万塔陀羅尼が全国に分置されました

2023-04-26 | 法話
・宝亀元年770四月二十六日、陀羅尼経を納めた百万塔を十大寺に分置されました。(続日本紀に「弘願を発して三重小塔一百万基を造らしむ。高さ各四寸五分。基の径三寸五分,露盤の下に根本,慈心,相輪,六度等の陀羅尼を置く。・・・諸寺に分置す。」仲麻呂の乱の後孝謙天皇は、「小塔を作り『陀羅尼経』を納め安置すれば、滅罪と鎮護国家の功徳がある」という『無垢浄光大陀羅尼経』(弥陀山訳)をみて百万塔を造る。その塔身 . . . 本文を読む
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今日は一代一度の大仁王会が百座修せられた日です

2023-04-26 | 法話
今日は一代一度の大仁王会が百座修せられた日です日本紀略・仁和元年( 885 )四月庚辰二十六日の条、仁王会「始紫宸殿。諸殿所司。十二門。羅城門。東西寺。合卅二所。及五畿内。七道諸国。同日同時。朝夕二時講修之。」これは光孝天皇即位にあたって一代一度の大仁王会が百座修せられたということです。 (・百座とは、紫宸殿から内裏の所司、宮城門、平安京の南端にある東寺・西寺、羅城門等卅二所と五畿七道で朝夕二座 . . . 本文を読む
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