五重塔、三重塔、宝篋印塔など多くの種類の塔が建てられていますが、それぞれ意味があるようです。・五輪塔婆・・通常「塔婆」という、五輪塔の地輪を長くして柱状に作ったもの、お墓に立てる。これらの塔婆につき「真俗仏事編」には「「五輪の塔婆は大日如来の三摩耶形であるがゆえに、あらく刻んだ小塔婆であってもこれは如来法身の法界塔婆である。または法界体性の標識とする。かの弥勒菩薩が五輪塔をもっておられるのも衆生の . . . 本文を読む
古今著聞集と今昔物語の上総守時重の法華経書写霊験の話
・古今著聞集「上総守時重千部經讀誦を發願して神感を得る事」
「一条院の御時、上総守時重といふ人あり。千部の法花経讀誦の願、心中に深かりけれとも、身まつ゛しくして僧一人かたらふへ゛き計なし。思かねて日吉社に詣て゛二心なく祈申けるに神感ありて、はからさ゛るに上総守に成にけり。任国の最前の得分をもて千部の経をはし゛めてけり。其夜の夢に貴僧枕に来て . . . 本文を読む
今日24日は愛宕の日です。
愛宕信仰は、京都市の愛宕山山頂の愛宕権現様の信仰です。
愛宕権現はイザナミを垂迹神として地蔵菩薩を本地仏としています。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、愛宕山白雲寺から勧請されて全国の愛宕社で祀られていました。愛宕権現は、大宝年間、修験道の役小角と泰澄が山城国愛宕山に登った時に天狗(愛宕山太郎坊)の神験に遭って朝日峰に神廟を設立したのが、霊山愛宕山の開基と伝です。 . . . 本文を読む