福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

第7回・福聚講関東36不動霊場巡り(2011-7-17晴れ)

2011-07-30 | 開催報告/巡礼記録
第7回・福聚講関東36不動霊場巡り(2011-7-17晴れ)

<第6番札所・神木山 長徳寺 等覚院(神木不動尊)>川崎市宮前区神木本町1-8
 本堂内陣ご本尊;大聖不動明王(絶対秘仏) 
 開基;智證大師円珍(814~891年)。比叡山延暦寺の末寺。
 寺宝;不動明王像、薬師如来像 




 小田急線・向丘遊園駅南口改札口11時集合。徒歩40分、神木不動尊着11時40分。
 趣ある山門をくぐると正面に石段。石段の両側を中心によく刈り込まれたつつじの植え込みが緑鮮やかに続く。「つつじ寺」として親しまれ、「東国花の寺百か寺」、「神奈川花の寺名所百選」に選ばれている。残念ながら花の季節は過ぎていた。石段の手前左側に絵馬堂。石段を上がると、本堂。本堂は重厚な造りで緑色の大屋根が青い空に映えている。本堂内陣にて納経。
 12時15分、寺を辞し、徒歩10分のバス停・五所塚へ。五所塚発12時29分のバスに乗車。登戸着12時40分。JR南武線登戸駅12時51分発、分倍河原駅13時5分着。分倍河原駅で京王線に乗り換え。京王分倍河原駅13時15分発、高幡不動着13時20分。

<第9番札所・高幡山明王院 金剛寺(高幡不動尊)>東京都日野市高幡733
 真言宗別格本山・高幡山明王院金剛寺は、関東三不動の一つ。
 本堂内陣ご本尊;不動明王 
 開山;慈覚大師円仁(794~864年)。清和天皇の勅願。陽成天皇の勅願寺でもある。
 寺宝;不動堂、仁王門、不動明王像、こんがら童子像、せいたか童子像、鰐口、不動尊 火炎刻文、勧進状、像内文書(69点)、以上重文。他文化財多数。

                

江戸時代には、関東十一檀林の一つに数えられ、36の末寺を抱える大寺であったが、安永八年の大火で堂宇悉く焼失。その後徐々に復興。現在、往事を凌ぐほどの伽藍となる。
境内、山林を合わせて三万坪。南側の裏山には、山内88カ所巡拝がある。
 重文の不動堂は、鳥が羽を広げたような緑色の大屋根の曲線が美しい。ひんやりして薄暗い堂内に不動明王三尊が。この不動明王は、本来の不動明王を修理していた際に身代わりの本尊として造立された像というが、本尊同様に平安後期の様式を忠実に継承しているという。重要文化財の丈六不動三尊は現在不動堂裏の奥殿に安置。
 不動堂内陣にて納経。後、境内を参拝。境内は、毎月第3日曜日に行われる「ござれ市(骨董市)」で賑わっていた。その後この春落慶した木の香の漂う大師堂にて納経、東日本大震災の復興祈願。13時20分、高幡不動尊を辞し、門前の蕎麦屋で打ち上げ、高幡不動駅にて解散。

<参加者>高原師、高橋、岡村、淵野、有薗、細田、鈴木、菊池、佐竹、清水、関口2、      計12名。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四国62番吉祥寺のお蔭について | トップ | 仏教聖典(仏教伝道協会)か... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

開催報告/巡礼記録」カテゴリの最新記事