不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は3月11日から2ヶ月目です。供養は届きます

2011-05-11 | 護国仏教
今日は3月11日の国難発生から2ヶ月目です。先日仙台で物者供養をしてきましたが、不慮の事故でなくなった方には途切れることのない供養が特に必要と感じました。

幸いおおくの僧侶の方々が被災地や遺体安置所に行き、供養をしてくださっていることもわかり心強いかぎりですがこれからが大切と思われます。

光明真言運動も多くの方が賛同してくださり、其の輪が拡がっているようで、物故者供養になによりと喜んでおります。

心の中にいつもこういう方々のことを思い出して、光明真言を常にお唱えしていることが最大の供養になります。

供養が行き届けばこの方々が残された我々と国土をまもってくださるのです。

仁王護国経にあります。護国品に「諸の國土のなかに無量の鬼人あり。一一にまた無量の眷属あり。若しこの経を聞かば、汝が國土を護せん。若し國亂んと欲するときは鬼神先ず亂る。鬼神亂るが故に即ち萬人亂る。當に賊起りて百姓喪亡することあり。國王、大子、王子、百官と互相に是非し、天地變怪、日月衆星時を失ひ度を失ひ、大火大水及大風等。是の諸の難起らば皆應に此般若波羅蜜多を受持講すべし。若し是經に於いて受持讀誦せば。一切の所求、官位富饒、男女慧解、行來隨意なり。人天果報皆滿足を得。疾疫厄難即ち除愈を得。杻械枷鏁に其身を撿繋するも皆解脱を得。四重戒を破し、五逆罪を作り、及び諸の戒を毀る、無量の過咎、悉く得消滅することを得ん。」とあります。鬼人(死者の霊)を供養すれば国も安泰、人も如意円満となるということです。

またお大師様の性霊集にはおおくの供養の功徳が書かれています。たとえば、
巻七「知識の華厳会のための願文」には「・・・宝閣は信解の神変を構え、憧幡は菩提の勇健を表ず。六樂倶に陳べ、八韻(8種の楽音)共に奏す。男女花を為り(花を捧げて供養し)、人天香を献ず(法華経に「諸天竜神人及び香華伎楽をもって供養す」とある)。珍餞堂に満ち、つつしんで三尊に供ず。付して願わくはこの白業(善業)を以って、四恩を答し奉らむ。逝者は化して金剛の身となり(死者は金剛不壊の身となり)、留まる人は変じて如意の身たらむ。共に二利をまどかにして、同じく一道を証せむ。竪には五類(上界天、虚空天、地居天、遊虚空天、地下天)に及ぼし、横には四生(生きとし生けるもの)を沾(うるお)さむ。早く愛河をこえて速やかに智海に入らしめむ。」つまり
供養によって死者は永遠不滅の身を得、生きているものはあらゆる願いがかなうようになるというのです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「香取様と光明真言」 | トップ | 角田さんに「不動経の『四大... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

護国仏教」カテゴリの最新記事