昨夕、現役時代の官民の仲間が集まりました。皆さん60台前半ですがそれぞれ経済人としてまだ活動中です。しかしこの方達が今回の「震災後」のあり方について思っていたよりも深めの考えを持っていたので少しほっとした次第です。そのご報告です。
それぞれ「震災後」について考えを述べあったのですが、みなさん共通していたのは、
1、東日本大震災の被害の深刻さを冷静に評価できていない。被害の深刻さを直視したくないという国民意識があるのではないか。しかし進行中の原発事故も含め厳しい現実を直視した評価が必要ではないか。
2、近々東海・東南海・南海地震はかならず来るであろう。東京直下型もあるかもしれない。日本壊滅の可能性まである。今後は、どこにも絶対安全地帯はないということを前提に生活や経済活動を構築していくべき。自分の組織でも大災害に対する備えを徹底したい。今回の東日本大震災はその心がまえを作らせる為のものであろう。
3、これだけの大災害を受け、原発問題も抱えた日本人はやはり今までの生き方を反省すべき。同時に今後の生き方について深い議論をまきおこし、経済至上主義的価値観の抜本的転換を図るべき。震災前の経済に戻せばいいという現在の単純な議論では犠牲者もうかばれないし支援してくれた外国からも見放される。経済を犠牲にしても、生活水準を下げ資源・エネルギーを浪費しない新しい生き方を求めるべきかもしれない。
という考えでした。なかには大企業のトップもいたのですがそういう人も含め、考えが深まってきているということもわかりすこしだけ安堵した一夜でした。
それぞれ「震災後」について考えを述べあったのですが、みなさん共通していたのは、
1、東日本大震災の被害の深刻さを冷静に評価できていない。被害の深刻さを直視したくないという国民意識があるのではないか。しかし進行中の原発事故も含め厳しい現実を直視した評価が必要ではないか。
2、近々東海・東南海・南海地震はかならず来るであろう。東京直下型もあるかもしれない。日本壊滅の可能性まである。今後は、どこにも絶対安全地帯はないということを前提に生活や経済活動を構築していくべき。自分の組織でも大災害に対する備えを徹底したい。今回の東日本大震災はその心がまえを作らせる為のものであろう。
3、これだけの大災害を受け、原発問題も抱えた日本人はやはり今までの生き方を反省すべき。同時に今後の生き方について深い議論をまきおこし、経済至上主義的価値観の抜本的転換を図るべき。震災前の経済に戻せばいいという現在の単純な議論では犠牲者もうかばれないし支援してくれた外国からも見放される。経済を犠牲にしても、生活水準を下げ資源・エネルギーを浪費しない新しい生き方を求めるべきかもしれない。
という考えでした。なかには大企業のトップもいたのですがそういう人も含め、考えが深まってきているということもわかりすこしだけ安堵した一夜でした。