福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は和気清麻呂薨去の日

2023-02-21 | 先祖供養


日本後紀 / 延暦十八年(799)
「二月乙未(二十一)条・・・ 贈正三位・民部卿兼造宮大夫・美作備前国造・和気朝臣清麻呂薨ず。・・・宝字八年大保恵美忍勝叛逆伏誅 連及び当斬の者、三百七十五人なり。 法均切諌す。 天皇之を納れ死刑を減じ処するに流徒を以てす。 乱止りての後、 民苦飢疫し草間に棄子す。一を遣りて収養し八十三児を得、 同じく名けて養子となす 葛木首を賜ふ。 (後略)
(二月二十一日、贈正三位で民部卿、造宮大夫、美作・備前の国造、和気朝臣清麻呂が亡くなった。 天平宝字八年大保の恵美忍勝(藤原仲麻呂)が叛逆し罪に伏した。それに連なり及びて斬に処すべきものは三七五人に至った。法均(和気朝臣清麻呂の姉、俗名・広虫)は厳しく諫め、称徳天皇はこれを聞き入れ、死刑を減じ流・徒に処した。乱が終息した後、民は飢えと疫病に苦しみ子を草むらに棄てた。法均は人を遣わして収養せしめ、八三人の子を得た。同じように養う子に名前を付け、葛木首という姓を賜った。)  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 利行とは | トップ | 十善業道經 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

先祖供養」カテゴリの最新記事