SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

α900を使った印象01

2008-10-26 | スナップ
α900を初日に購入した。
本当なら初期不良が改良された頃に買うのが良いのだが、
今回は諸事情があり、待てなかったのだ。
α100を2年前に購入以来、一切浮気をしないで我慢した。
さて、待った甲斐があったかどうかのインプレッションだ。

今日は会社の帰りの終電間際にちょっとだけ撮った写真だ。



ブログ用にリサイズした写真のサイズがどうしても小さく思えるのだ。
念のためにα100で撮ったものと並べると、同じ大きさだ。
当たり前だ。いつもトリミングをしないで、そのまま同じサイズに縮小してるのだから。

理由はこうだ。
画像が精細で凝縮されているからだ。
ひじょうに引き締まっているので、目の錯覚で小さく見えるのだ。
α900ではいろいろな錯覚があり、驚いている。



ISO200、28mm、f3.2、1/30秒






何の変哲もないタクシー乗り場。
絵が艶々しているのがわかる。
明るい電飾と暗い部分が混在しているシチュエーションだが、
露出が正確だし、黒トビがあまりない。
ダイナミックレンジはやはり相当広い感じだ。
α-7Dの最初の苦労が懐かしい。

ISO800、75mm、F3.2、1/30秒




私の定点観測場所。
新しいカメラやレンズを買うと必ず撮ってみる場所である。
やはり、暗部がつぶれない。
それに暗くてもAFが迷わないのが良い。
実は50センチ先が見えないような暗い部屋でもAFは瞬時に合う。
α-7Dとα100は暗い場所ではMFにして、F値を5.6ぐらいにしてストロボを
発光させるしか手段がなかった。
α700は所有していないので、そこから進化したかどうかは不明だが、
α100とは雲泥の差だ。

ISO800、60mm、f3.2、1/40秒




私の眼には白く見えた電球の色が、グリーンに写る。
AWBの癖なのか、CMOSの癖なのかはわからないが、ちょっと不思議な現象だ。
私の眼と同じ色にする方法はこれから探そう。
AWBの癖に慣れるには、いつも時間がかかる。
電灯の入る絵は、α-7Dにも似ている。
α100は素直だった。

それと、Dレンジオプティマイザーを有効にしていたため、反応したようだ。
ノイズが不自然に出ている。
恐らく、暗い場所ではDレンジオプティマイザーを切るようにしたほうがよい。
これはα100と同様だ。

ISO800、50mm、f3.2、1/8秒




これも不思議に思える。
電灯の明かりに照らされた道路だが、私の眼にはグレー~黒に見えた。
写真では、オレンジ~紫~グリーンに写っている。
擬色が出たという話題があったが、擬色というより、発色の癖があるように
思えた。AWBの癖なのだろうか。
それとも私の眼が単に衰えてきたのだろうか?
そういえば、金曜日はすごい眼精疲労を感じていたのだ。

ただし、非常に暗い場所で、手持ちの70mmでISO800、F3.2、SSは1/4秒でAFが瞬時に合うのが感動的で、手ぶれもあまり無いのはすごく楽だ。


こうやって見ると、1枚目以外はISO800で撮っている。
これは私にとってはすごいことだ。
今まではISO200までしか使えなかったのだから。
暗い場所での撮影は飛躍的に楽になったのは一番大きな収穫だ。


SONY α900、タムロンA09




コメント (23)
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