SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

SONY NEX-5は本当に高感度ノイズが少ないか?

2010-12-12 | カメラ・レンズ
私がSONY NEX-5に寄せる期待で一番大きいのは、高感度ノイズが少ないかどうか。
以前のSONYは謳い文句では「高感度ノイズを大幅に減らしました。」などと言いながら、
実際はノイズだらけだったので、ちょっと信用していない部分があった。
ただ、今年の素子、もしくは画像処理は本当にノイズレスらしい。
月刊カメラマン7月号の比較記事ではフォーサーズはもとより、KISS X4よりも
ノイズが少ないと記述されている。同紙9月号にも比較記事があるが、具体的に
写真で比較して他を圧倒している。
最新のヒット作、ニコン D7000、ペンタックス K5、SONY α55の3機種も
EOS 60Dよりもずっとノイズが少ないという記事が最新号の某紙に載っている。
実はD7000、K5、α55のCMOSはすべて同じ素子でSONY製だ。
もしかしたら、今年は本当にノイズレスな素子ができたのかもしれない。
ただ雑誌を鵜呑みにしてはいけない。
SONYも今年は広告をたくさん出している。
スポンサーは神様だ。




ISOは5000だ。
手持ち夜景モードで勝手に設定されたISOだ。
6枚連写されて驚くのだが、画像処理もあってノイズは少ないしシャープだ。

写真の場所はもうじき廃止される東横線の陸上部分だ。
残った高架はどうなるのだろうか?





ISOは3200
まったく常用範囲かもしれない。




ISOは6400

さすがに色が薄くなっているように思える。
トタンの畝の一部が解像していない。
ちょっと露出が明るすぎる。ISOは3200が適正だろう。





これもISO6400

ノイズは目立たないが、色乗りがイマイチか。




ISOは4000だ。

ごくごく普通の描写だろう。





都会の中の広大な空き地。
目視では地面の様子はまったく判らない状況。
そもそも人間の目では空は黒い。
ここをISO6400で。
f2.8で1/13秒だ。

手持ちで真暗な地面をここまで写すのだから、もはや文句は無い。

それよりも手振れ補正無しレンズで1/13秒でもブレないコツが判ってきた。
まだまだテスト中。




ISO6400、f2.8、1/13秒。

ここも大きな商業ビルかマンションが建ってしまうのだろうか。



使用1日目のノイズに関する感想を。
ISOは5000ぐらいまでは常用可能。
6400になると色乗りが悪くなるが、ノイズが多いわけでなく使えなくはない。
それよりも広角レンズのE16mm/F2.8の描写はあまりシャープではない。
どうも眠い感じの描写に思える。
f2.8開放ではなく、1段絞ったほうが良いかもしれない。
手振れ補正無しレンズなので、手振れも影響してるかもしれない。
そうであればレンズのせいにはできない。

CMOSの感度が良いせいかどうか判然とはしないが、夜間は露出がオーバー気味。
夜間はマイナス補正が良いかも。

α900との大きな違いは、AWBの補正力の違い。
NEXはいろいろな電灯、電球に惑わされないで常に中庸。
中庸すぎて、記憶色にならないので逆に素っ気ない。
α900の派手なグリーン、派手なオレンジが捨てがたい魅力に思える。
AWBでなくK値をいじるしかないのか。
変な悩みだ。



SONY NEX-5/E16mm/F2.8

*すべてJPG撮って出し。画像ソフト使用は一切なし。
(私のブログはナンバープレート隠し、顔隠し、住所表示隠し以外は、
画像処理は無し。)







コメント (14)
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