11月20日で近鉄12200系スナックカーがついに最終日となってしまった。
営業運転が今年の2月に終わってから、臨時列車や団体列車で走っては来たが、それも終わり、
改造されて団体用に残るものを除いて廃車となる。
1969年デビューで近鉄最大勢力までに増備が繰り返された。
180kwの強力なモーターを積んで、33.3パーミルの連続勾配を駆け上がった。
1960年代にして120㎞/h運転を視野に入れていた。
近鉄特急はカラーリングが変更されたが、スナックカーだけは伝統のカラーリングのままだった。
まさしく名車中の名車だと言い切って良いだろう。
写真は1973年に近鉄奈良線の阪奈特急デビュー直後に撮ったものだ。
中1で祖父母の家に行く途中、西大寺駅近くの踏切で撮った。
その前年に奈良線は無料特急から快速急行に変更されている。
デビューから52年も第一線で活躍してきたタフガイであった。
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