八海酒造の会長の姑さんも、近所のばあちゃんも魚沼の野菜がおいしいのは神様が雪と言う布団を大地にかけ、冬の間に大地を休ませるからだと言われた。
この頃それが身に染みる、そしてうれしくもあり困難でもある。
この布団が消えてしまったら一斉に下等競争がスタートすると考えると少し憂鬱。
年でこのエネルギーについていけないからだ。
でも春はやっぱりうれしい。
毎日諦めることが多すぎて、やることが爪の垢ほど。
遠くの凍りついた山が朝日に照らされてる。
駒ヶ岳の白い馬が浮き出してきた。
農耕の暦にした春の馬。
父が田圃で言った田植は確か足が切れてからと言ったような言わないような。
その時は何のことも考えずにいたが今もう少し聞いておくべきであったと思う。
異常気象や温暖化との比較に。
除雪隊の最後の食事が今日だった。
パンは自分の朝食。
たっぷりのミルクコーヒーと一緒に。
魚野川経営改善計画は少しずつ効果が出てきた。
これだけの明るさで90ワット。
昨日は予想もしなかったお客さんが一人。
これが一年間ではと考えると成功。
一番効果があったのはブログを見た妻の知り合いがこんなこと書くのは店にとってマイナスと妻に言ってくれたこと。
妻はどうしてこんなバカなことを書くのかと詰め寄った。
いいチャンス、あんたが金を使いすぎるのだと言ってやった。
繁盛店の奥様などおせいじに載せられてふらふら金を使ってるからだよ。
激しい反論もあったが、パン一個売ってもみんな引くと10円ぐらいしか残らないのだと。
自分のことは棚に上げておいたが。
雪が消えたら今まで別々でやってた畑を共同でやって、おいしい安全な野菜をお客さんに提供することに決まった。
パン屋も値上げした。
税込で一個80円の塩パン。
90円にした。
売れすぎて長男の手がパンパン。
原価が5パーセントぐらい落ちた。
無駄が減ってきたからだ。
変なこだわりをやめてお客さんの求める道を探さなければ。
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