昨日私が夜勤の仕事に備えてまだ寝ている時、夕方4時ごろ玄関のチャイムが鳴りました。このチャイムで私は目が醒めましたが、家内が玄関に出て応対したようです。その後暫らく外が騒がしかったのですが、私はまだ眠いので30分くらいは布団の中にいました。しかしいつまでも外で話声がするため何だろうと私も起き出して外に出てみました。
外では家内と隣家の奥さんの2人が立ち話をしていました。「どうしたの?」と尋ねると、隣家の奥さんが何か外で焦げ臭い匂いがしているので外に出たところ、もう一軒先の家の台所から煙が出ていたそうで、びっくりしてその家のチャイムを鳴らしたそうです。しかし中では犬が吠えているだけで、誰も出てこなかったそうです。そして外から煙の出ている台所へ回ったところ、台所の出窓はカギが掛かっておらず(格子があるのでそこから中には入れません)、その隙間からガスコンロに火が点きっ放しでナベが焦げていたのが見えたそうです。びっくりして我家へ来て、家内と一緒にまたその家に戻り、2人で何とか家の中に入れないかと家の周りを見て回ったそうです。
しかしドアや他の窓は皆カギが掛かっていて困り果てていた時、台所の窓の下にガス管らしきものがあって、そこに開閉レバーがあることに気が付いたそうで、急いでそのレバーを閉めたところ、窓の隙間からコンロの火が徐々に弱くなり消えたことが確認できてホットしたそうです。室内には煙が充満していて犬が中にいるので台所の窓は開けて来たと言っていました。また玄関のドアに、コンロが点けっ放しでナベから煙が出ていたので外にあるガスの元栓は閉めた旨を書いた張り紙をしてきたとのこと。
私も心配になりその家に行って中を窺いましたが、火は消えていて大丈夫そうでした。その後暫らくその家の奥さんが帰宅するのを3人で待っていましたが、帰ってくる様子がないのでとりあえず火事にはならないだろうと解散し自宅に戻ったのでした。
夜7時過ぎてからその家の奥さんが隣家の玄関先で話をしているのが聞こえたので家内も外に出て一緒に事情を説明しておりました。その奥さんは朝から色々忙しくしていて夕方はガスコンロを点けたことを忘れて外出してしまったそうです。
いやはや危ないところでした。あのまま隣の奥さんが気が付かなかったら間違いなく火事になっていたでしょう。隣家の奥さんは表彰ものでした。
そんなことがあっての今日です。今日は小6の次男が夏休みの宿題で提出した防火ポスターが大和市のコンクールで努力賞に選ばれ、その表彰式が大和の生涯学習センターの講堂でありました。雪の降る中、私と2人で出かけてきました。
ただ賞状を貰ってくるだけかと思っていたら、いやはやすごいことになっていました。大和市長の大木さんや市の教育委員会の教育長、消防長さんなどなどの列席の元、表彰式が執り行われました。
皆さんも今一度火の元、ガスコンロの消し忘れには充分注意しましょう。