肺がんのステージ4になっている兄ですが、昨日病院での定期検査で血中の乳酸脱水素酵素(LDH)の値が異常な高さを示していたために急遽行ったCT検査の結果を聞きに行ってきました。
今日は兄抜きで私一人での通院です。
12時半に先生と面談。結果は肝臓の入り口に出来物が出来ていることが判明し、LDHの値が高くなっていたのはこれが原因だろうとのこと。ただし肝臓自体の働きは血液検査のLDH以外の結果では正常な範囲だそうで、直ぐに治療が必要ということはないそうです。
また肺自体には水が溜まっている様なこともなく画像では綺麗に写っているのですが、良く見ると糸状に延びている、ネット模様のように見える部分があって、これはリンパ管症と言われる症状だそうです。またリンパ節が腫れている部分もあって肺がんの症状が進んでいるとのことでした。
リンパ管症は進行した肺がんに良く見られるそうでリンパ管が詰まってしまいリンパ液が流れなくなる場合があるそうです。肺に水が溜まらなくてもリンパ管症の場合には呼吸困難感など呼吸器症状があるそうで、現在の兄の症状と一致しています。
既にステージ4と言われていて、予後も年単位ではなく月単位で見て行く必要があると言われています。現在はまだ痛みを訴えることはないので直ぐの入院は必要ないのでしょうが、自宅と小規模多機能施設での生活だけではそろそろ限界の時がくるのでしょう。
そこで今日は先生との面談後に病院内のソーシャルワーカーさんと今後のことについて話をしてきました。現在の小規模多機能施設ではデイサービス以外にも連泊も出来るのですが、医療行為を受けることができません。なので末期のがん患者を受け入れてくれる施設を紹介して欲しいとお願いしたのです。
実は今日は私が病院へ行く直前に兄がリビングのソファーに座ってTVを見ている時に粗相があって、時間のない時にその始末や衣服の洗濯などひと騒ぎあったのでした。今後もこの様なことが頻発してくるものと考えなければなりません。既に認知症の父が同じ様な状態で毎日大変な目にあっているのですが、これが二人分になってしまうと私も許容範囲を超えてしまいます。
出来る限り自宅で介護をと思っていましたが、流石に先を考えなくてはなりません。そんなことで早速今日先生に相談してソーシャルワーカーさんと繋いでもらったのです。兄のケアマネージャーさんの連絡先を伝えたり、現在の実家での私の、両親を含めた介護の様子等も伝えまました。来週月曜日以降にケアマネさんも含めて今後の方向性を決めていく予定です。
さて、病院での支払いが済んだ後、病院のすぐ脇にある都筑中央公園の中を軽く走ってきました。病院の中央棟と駐車場のある西棟を結ぶ通路からこの公園が見えて、以前からいつかここを走ってみたいと思っていたのです。今日は一人で来たのでその絶好のチャンスとばかりに車に着替えやシューズなど一式積み込んでおいたのです。
しかし今日は生憎の雨模様でした。でも今日を逃すといつまた走れるか分かりませんので駐車場の車の中で着替えて走ってきました。
病院の建物前の公園入口
初めてこの公園に足を踏み入れたのですが、平坦な所が殆どなくて小高い山と言う感じの公園でした。樹々に覆われた散歩するには丁度良い公園なのかもしれませんが走るにはちょっとどうかなと言う公園でした。
公園内には杉山神社という神社があるのですが、鳥居を潜るとずっと階段です。
雨は小雨になったり強くなったりの繰り返しで、園内を散歩している人は誰もいませんでした。午後2時過ぎでしたが、雨の中起伏の激しい公園を傘さして散歩する人はいないですよね。
こんな階段もあるし兎に角平坦な場所がありませんでした。
頂上?にはこんなモニュメントも。
天気が良ければ見晴らしも良いのでしょうが、今日は残念な天気でした。
2周目の神社やその後の階段では心拍数が170bpmまで上がってしまって雨も強くなったので3kmで切り上げました。
明日は天気が回復するらしいですね。しかし午後にはまた野暮用があるので午前中に走れるだけ走ろうと思っています。
2021年5月の距離合計 ラン145.0km、スイム0.0km、バイク300.0km
2021年1-4月の距離合計 ラン824.0km、スイム16.0km、バイク990.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km
『既にステージ4と言われていて、予後も年単位ではなく月単位で見て行く必要があると言われています。現在はまだ痛みを訴えることはないので直ぐの入院は必要ないのでしょうが、自宅と小規模多機能施設での生活だけではそろそろ限界の時がくるのでしょう』
肺がんの勉強になります。二人の男女の子どものうち50ちょっと前の息子が酷い煙草吸いなので、僕も覚悟しているのです。幸いというのかどうか、子どもなし既婚なのですが。この記録、役に立つ方々も多いと思います。
お父さんと二人、大変ですが、お体に気をつけて下さい。
コメントありがとうございます。
いずれ兄のこと、兄に対する私の気持ちなどこのブログで書く時がくるでしょうが、「自業自得」という一言が適していると思っています。兄弟だからこそ言えることかもしれませんが、なので現在は私が出来ることは淡々とやっている、というのが偽らざる心境です。
自分が潰れない様に適当に息抜きをしていますのでご心配なさらないで大丈夫です。いつもお気に掛けてくださり、感謝しております。ありがとうございます。