脳梗塞の後遺症で左半身に麻痺が残っている兄ですが、その後肺癌が見つかって去年入院し抗がん剤と放射線の治療を行いました。退院後は毎月1度通院での検査をしながら経過観察をしています。
そして今日がその検査の日で兄を連れて昭和大学横浜市北部病院へ行ってきました。9時少し前に病院へ到着。血液検査とレントゲン検査、放射線治療科の医師の診察と呼吸器科の医師の診察の順にそれぞれの窓口へ。
2つの検査はスムーズに終わって、9時半に放射線治療科の医師の診察。先生の話では「放射線治療後半年が経っていて治療後の副作用で肺に影響が出ている様子はない。」そうです。なので取り敢えず放射線治療科での診察は今回が最後になり、今後は呼吸器科の医師の診察でこれからの治療方法を話し合ってください、とのことでした。呼吸器科1か所だけになるのは手間が省けて助かります。
その後は30分程待たされてから呼吸器科の主治医の先生の診察となりました。ここで問題発生です。今日の血液検査の結果で乳酸脱水素酵素(LDH)の値が異常に高くなっているとのこと。通常範囲は124~222の間だそうですが、結果は1868もありました。今年2月時点では292だった項目です。
乳酸脱水素酵素(LDH)の簡単な説明です。
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LDH(乳酸脱水素酵素)とは、解糖系の最終的な生成物であるピルビン酸を乳酸へと分解するために(もしくは乳酸からピルビン酸へと変換するときに)必要な酵素です。
つまり、細胞内における解糖系の最終段階に必要な酵素です。ほとんどすべての細胞や臓器に含まれていますが、とくに腎臓、骨格筋、心筋、膵臓、肺、赤血球に多く含まれています。
LDH(乳酸脱水素酵素)が多く含まれる細胞・臓器は以下のとおりです。
- 骨格筋
- 肝臓
- 心臓
- 膵臓
- 脾臓
- 赤血球
- 悪性腫瘍
LDH(乳酸脱水素酵素)が高いときは、LDH(乳酸脱水素酵素)を含む細胞・臓器が障害を受けて壊れたために、血液中にLDH(乳酸脱水素酵素)が流れてていることを意味しています。
しかし、LDH(乳酸脱水素酵素)は、ほぼすべての細胞・臓器に存在するため、臓器特異性は低いです。
つまり、いろんな疾患で上昇するため、LDH(乳酸脱水素酵素)のみの高値だけで、どの組織の障害かを特定することはできません。
このためLDH(乳酸脱水素酵素)は、スクリーニング検査といって、いわゆる「ひっかけ検査」として利用されます。
まずは異常(LDH(乳酸脱水素酵素)の高値)を感知し、そのあとに他の血液検査項目や画像検査、症状などから障害部位を絞り込んでいきます。
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既に肺癌のステージ4と言われている兄ですが肺もしくは他の臓器に異常が発生していますのでしっかり検査しましょうね、となりました。
そして急遽CT検査をすることになり11時過ぎになりましたがこの検査を受けてきました。
結果は明日になるそうで明日は私一人で結果を聞きに行きます。この続きはまた明日です。
帰宅後トレーニングです。
外は小雨程度なので外ランをしたいところですが、昼食が遅くなってしまったのでトレーニングの時間は大して取れません。夕方は両親と兄の夕食の準備とかもあるので残念ながら室内でのBCTと3本ローラー台でのバイク練習だけに変更です。
でも練習出来るだけで幸せなことなんですよね。
距離 30.0km、
タイム 51分39秒
時速 最高37.8km/h、平均34.9km/h
今日も心拍計はエプソンでした。心拍数は最大が181bpm、平均では133bpm。今日は最初の6kmまでの心拍数が140bpm台前後と高くなっていて、その後は130bpm台で落ち着きましたがラストに心房細動なんでしょうか少しの間でしたが180bpm台へと急上昇してました。
昨日より前半から頑張って廻していましたから平均で133bpmは良い感じでした。気持良く乗れて汗もいっぱい出て気分爽快です。今夜もビールが美味いこと間違いなしです。
2021年1-4月の距離合計 ラン824.0km、スイム16.0km、バイク990.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km
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