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日々の恐怖 7月3日 101回目のプロポーズ

2017-07-03 21:02:31 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 7月3日 101回目のプロポーズ




 大学生の頃、夜10時くらいに歩いて帰ってたら、自分の後ろを携帯で話してる男がずっと歩いてきてた。
 自分のアパートの近くまで来たときにまだ後ろにいたんだけど、

「 お前だよ!お前!…さっきから…!(聞き取れない)…!」

と声を荒げ始めたから、びびって初めて振り向いてその男を見たら、そいつ携帯なんか持ってなかった。
ずっと自分に話しかけながらついてきてたみたいだった。
 襲いかかっては来なかったし距離が10メートル程はあったので、気づいていないふりをして、街灯がない暗い分かれ道のところでしれっと物陰に隠れたら、運良くやり過ごせました。
 直後、そいつは突然叫び出して走り去っていきました
なんでそんな時間に1人でうろついてたのかはわからない。
振り返って、101回目のプロポーズの、ウェディングドレスで夜中の町を走ってこられるのなんか見たら、まず悲鳴ものだと思う。










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