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日々の出来事 11月15日 坂本龍馬

2018-11-15 07:00:00 | A,日々の出来事_






 日々の出来事 11月15日 坂本龍馬






 今日は、坂本龍馬が暗殺された日です。(慶応3年11月15日)
坂本龍馬は、事件当日、風邪を引いて京都河原町蛸薬師で醤油屋をしている近江屋新助の母屋二階に居ました。
ここに陸援隊の中岡慎太郎や土佐藩士の岡本健三郎、画家の淡海槐堂が訪問して来ます。
 四人が二階で話していたところ、数人の男達が二階にやって来ます。
坂本龍馬は、この男達を近江屋の者と思って油断し、刀を持っていませんでした。
 そして、男達は十津川郷士と名乗り、四人はいきなり切り付けられます。
刀を持っていない坂本龍馬は、額を深く切られ死亡します。
中岡慎太郎は重傷を負うなか当初意識はあり、事件の経緯を言い残しますが、結局、傷がもとで死亡しました。
 この暗殺については、勝海舟は幕府上層部の指示でなされたものと推測しますが不明のまま時は過ぎます。
そして、大正時代になって、元見廻組隊士だった今井信郎と渡辺篤が、佐々木只三郎らが実行犯であることを証言し、ようやく見廻組の犯行であることが分かりました。





    坂本龍馬














☆今日の壺々話





    龍馬が行く




「 おい龍馬、土佐では長い刀が流行ってるんだ。
 それなのに、どうして短い刀を差しているんだ?」
「 アハハハハ、バカだなァ~。
 実戦では、短い刀の方が、そんな長いものより使い易いぜ!」
「 あ、そうか・・・。」

数日後

「 おい龍馬、見ろ。
 俺も短い刀にしたぞ!」
「 アハハハハ、バカだなァ~。
 俺は、これだよ。」
「 ゲッ、拳銃!」
「 拳銃の前では、刀なんて役に立つもんか!
 ドン、これでお仕舞い!」
「 あ、そうか・・・。」

数日後

「 おい龍馬、見ろ。
 俺も拳銃を手に入れたぞ!」
「 アハハハハ。
 俺は、これだよ。」
「 えっ、本?」
「 これは、万国公法。
 外国の本だよ。
 これからは、世界を知らなければダメだよ!」
「 あ~もう、付いて行けない!
 家に帰って、刀を磨こう・・・。」

 坂本龍馬は、寺田屋事件直後にお龍と結婚し、薩摩に新婚旅行に出かけます。
これが、日本で最初の新婚旅行と言われています。
そして、坂本龍馬とお龍は、それぞれ拳銃“S&Wモデル1 22口径”を持っており、薩摩でこの拳銃を使って狩猟を楽しみました。
 近江屋事件の時も、坂本龍馬はこの拳銃を持っていました。
でも、暗殺者に向かってこの拳銃が火を噴くことも無く、坂本龍馬はこの世を去ってしまいました。
















新婚旅行1




 結婚することが決まった2人が、新婚旅行の行き先をどこにしようか話し合っていました。

男「 新婚旅行どこにする?」
女「 私、ハワイだけはいや。
  なんか定番過ぎるって言うか・・・。
  どこに行っても日本人ばっかで海外のような気がしないのよね。」
男「 なるほど、んじゃどっか行きたいとこってある?」
女「 オーロラって生で見てみたいの。」
男「 いいね、オレも一度は見たいと思ってたんだ。」
女「 OK!すっごい寒そうだけど。」
男「 豊胸手術してると凍るんだってさ、ハハハ。」
女「 やっぱハワイがいい。」










新婚旅行2




 世間知らずに育てられた男が結婚しました。
ハネムーンのホテルで、花婿は家に電話をしました。

花婿「 初夜は、何をすればいいの?」
母親「 あなたのとっても固いところを、お嫁さんがおしっこするところ
   に入れるのよ。」

真夜中になって、ホテルは救急車に出動を求めました。
「 トイレに頭を突っ込んで、とれなくなったお客さんがいるんですが・・。」









新婚旅行3



ある田舎町で結婚50周年を迎えた老夫婦に地元の新聞社がインタビューした。

「 50年間も結婚を続けてこられた秘訣は?」

すると夫が昔を振り返って懐かしそうに答えた。

「 わしらは新婚旅行でメキシコへ行ったんじゃ。
そして、ロバを借りて二人で砂漠をのんびりと歩き回った。
 すると妻の乗ったロバが急にガクンと膝を折り、妻は落ちてしまったんじゃ。
妻は『1』と言うと、何事も無かったようにロバに乗り、再び散歩を続けた。
 するとまたそのロバが急に膝を折ってな、妻はまた落ちてしまった。
妻は『2』と言うと、また何事も無かったようにロバに乗った。
そして三度目に落とされたとき、荷物の中からリボルバーを取りだして、ロバを撃ち殺してしまったのじゃ。
 わしゃあ、びっくりしてな。
いくらなんでも撃ち殺すことはなかろうと妻をひどく叱ったんじゃ。
そうしたら妻が言ったんじゃよ。」
「 何て?」
「 『1』。」


















結婚式



 昔、出席した結婚式の話だが、当日新郎と新郎妹が揉めて、逆上した新郎妹が、高砂に座ってた新郎のヅラを剥ぎ取った事があったな。
もちろん新郎はヅラだという事を伏せていたんで、場内が一瞬で凍りついたよ。
 固まる新郎新婦と客に、

「 ほらほら~、皆さんこいつハゲですよ~w。
ハゲがハゲ隠して結婚なんて、ふざけ過ぎwww。」

と、新郎妹が言い放った途端、新婦がドレス姿で飛び掛かった。
 新郎妹どつきまわしながら、

「 人の隠してること、ばらすなあああああ!!」

と絶叫。
そのまま二人で高砂吹っ飛ばすほどの大乱闘。
 新婦むちゃくちゃ強くて止める外野を掻い潜り、最後泣き喚く新郎妹タックルで床に沈めて、

「 ハゲの何が悪いのよ!
ハゲでもいいじゃない!
どうせ、年取ったらみんなハゲるでしょ!
ハゲでも好きなのよー!」

と大号泣。
 何かこっちの目頭が熱くなった式だった。
新郎より独り身のこちらが不幸な気分になったわ。



その後、どうなったのか気になるw
妹連れ出して、新婦お色直しして続行とか?



 その後、新郎新婦、新郎妹と両方の家族退場、片付け済んでから新郎が出てきて謝罪と、改めてヅラのカミングアウト。
それからお色直し済んだ新婦迎えに行って、今度は二人で登場。
もう一度、謝罪のスピーチと新婦への感謝述べて披露宴続行、新郎妹と新郎母は出てこないまま無事式は終了。
 その後の二人は、うらやましいくらい仲のいい夫婦だよ
しかも、新郎はヅラ捨てて頭皮に爽やかな風を満喫してやがるw。

 それから妹とのケンカの詳細は良く知らんが、噂だと元々妹と新婦の気が合わなかったのと、無理難題吹っかけられたのを新郎が全部蹴ったのが原因らしい。
自分のドレスも作れとか、新婚旅行連れてけとか、そんな事言う奴がいるんか?分からんな。
 ただ、新郎妹美人だけど、すごい我がままそうに見えたな。
年も新郎と離れてるんで、甘やかされてたらしい。
当時まだ22~3歳くらいで、一応就職してたはずだ。
 割といいとこ出てるらしいが、この騒動で見合い話一切来ないとは聞いた。
新郎にも縁切られて、親抜きでの行き来は無いそうだ。
まあ、美人でも、あれじゃ付き合うヤツはおらんだろうな。

















アンケート『こんな結婚式はイヤだ』



聞いてみました…『こんな結婚式はイヤだ』

我々が出した例は以下の6つ

●出されたパンが全部「揚げパン」だ
●神父が10代だ
●ブーケがメチャメチャ重い
●ウェディングケーキが凍っている
●ケーキ入刀に1時間かかった
●どっちが新郎でどっちが新婦かがわからない


全国の老若男女500人から寄せられた回答の中で、我々の心に残った回答を抜粋したいと思います。

東京都 33歳 男性
「バージンロードがベルトコンベアになっている」

福島県 37歳 男性
「係員がタメ口」

大阪府 37歳 女性
「ライスシャワーが炊きたてご飯だった」

東京都 41歳 女性
「席順が『あいうえお順』」

京都府 18歳 男性
「新婦の名前が『シン・ロー』」

大阪府 42歳 女性
「料理が精進料理だ」

新潟県 41歳 女性
「司会者が笑い上戸」

東京都 33歳 女性
「すべて氷で出来ている」

東京都 45歳 男性
「司会が離婚調停中」

埼玉県 35歳 男性
「式場が泥沼」

神奈川県 30歳 女性
「会場がくさい」

北海道 35歳 女性
「新婦からの手紙が夏目漱石の『こころ』並みに長い」

埼玉県 34歳 女性
「キャンドルサービスがどうみても亀山蝋燭仏前用だ」

神奈川県 38歳 女性
「投げたブーケを受け取ったら臭かった」

東京都 43歳 女性
「司会の人がやけに暗い」

神奈川県 21歳 男性
「料理が定食」

様々な回答が寄せられましたが、今回1番心に残った回答は、
宮崎県の68歳・男性から頂きました、

「男同士の結婚式は、招待されても断る」

にさせて頂きます。

次回は「こんな盆踊りはイヤだ」(予定)です。

















親戚の結婚式





 じいちゃんが他界したので親戚一同が大集合した。
見たことも無い親戚が大半だった事もあり、軽く挨拶する程度でその場は終わった。

 で、数ヵ月後に知らない人から結婚式に出席して欲しいとハガキが来た。
とりあえず無視しても良かったけど、母が一応連絡してみたら葬式で軽く挨拶した親戚のおばちゃんだった。

「 田舎に住んでいるために、結婚式に呼べる人が少なくて困っている。
特に若い人が少ないので何とか協力してもらえないでしょうか?」

との事。

「 まぁそんなに遠くないし、行って来たら?」

と母親にも言われ参加することに。


 当日、受付を済ませて新郎新婦に挨拶も終わり、親戚の控え室のベランダで休んでいたら 、新郎新婦と新郎両親が入ってきた。

新郎「 っていうかさ、さっきのアイツ誰?俺知らないんだけど。」
新郎母「 ○×さんよ、親戚も遠くて高齢な人が多くてなかなか来てもらえないから、来て貰ったの。」
新郎「 知らん奴に来てもらってもな。マジで何しにきたんだよって。」
新郎母「 あんた、来てもらっておいて何言ってるの。」
新郎「 いや、別に俺は頼んでないじゃん。」

「 そうなんだ、頼まれて無いなら帰るわ、祝儀と交通費は返せよ。」と、俺ベランダから登場。


固まる親戚一同、ニコニコ笑いながら、

「 あんたの旦那こんな奴だけど、まぁ頑張ってね。」

と新婦に挨拶して部屋から出る俺。

受付でご祝儀返してもらってる最中も、「穏便に」と言われたけど、

「 あそこまでバカにされて、式の間耐えろっての?
悪いけど、あんな最低な新郎など祝う気にはならん!!」

と言って帰ってきた、ヤジ馬も結構いたし最悪な結婚式になっただろうな。


















結婚式場





 3年ぐらいまえ、不動産の仕事の関係で廃業した大型結婚式場を視察することになった。
バブル崩壊のあおりを受けて倒産した結婚式場は、売れる物以外は全て建物内に放置された状態だった。
 
 視察に行ったのはわたしと不動産屋を含めた計6人。
裏手の通用口から中に入ると、少しカビ臭かった。
建物内は惨澹としていたが、第三者が勝手に入り込んで荒らしたという感じではなかった。

 建物全体の広さや、どの程度補修が必要かなど話しをしながら、まず最初に入ったのはその建物な中でも一番大きなホールだった。
おそらく大披露宴会場だったのだろう。
緞帳のはずされた舞台には壊れかけたテーブルや造り物のウェディングケーキ、段ボール箱なんかが積まれていた。

 視察にきた6人でその舞台の前を通り過ぎ、裏手のドアへ抜けようとした時、わたしは一瞬ドキッ! とした。
荷物の積まれた舞台の右片隅に、白いウェディングドレス姿の女が立っているのだ。
 びっくりして同僚に教えると、

 「 ただのマネキン人形じゃないですか。」

と笑われた。
そうか、マネキン人形か・・・、そう納得しながらわたしは大広間を後にした。

 建物全部をざっと見て回り、わたしたちは外に出るためにまたさっきの大広間に戻った。
マネキン人形のことは怖いのであまり考えないように心掛けた。
 舞台の前を横切り、大広間のドアを出て、外へ続く通用口へ向かおうとした時だ。
わたしは何かの視線を感じて振り返った。

 開けっ放しにされた大広間の扉の横には、穴だらけの金屏風が置かれていた。
その金屏風の後ろから、体を半分だけ出した状態でドレス姿のマネキン人形が立っていたのだ。
おまけに、その人形の目がまるで生きているように動いて見えた。
 わたしはものすごく怖くなって前を歩いていた同僚の腕を掴んだ。 
同僚は、

「 ただのマネキンに、いちいち騒がないで下さいよ。」

そんな一言を返されただけで、相手にしてもらえなかった。

 ところが、会社に戻ってから珈琲を飲んでいるとあの同僚がやってきて何故かわたしに謝った。

「 あのマネキン、最初は舞台の上にありましたよね・・・。
すいません、あそこでそういうこと考えるの、怖かったもので・・・。」

やっぱり、わたしの気のせいじゃなかった。
その後、例の結婚式場は買い手がつかないまま、今も「売却物件」の看板が掲げられている。
















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11月14日(水)のつぶやき

2018-11-15 06:54:54 | _HOMEページ_







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