大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

日々の恐怖 1月4日 電話(1)

2019-01-04 19:30:28 | B,日々の恐怖





 日々の恐怖 1月4日 電話(1)






 大昔住んでたアパートでの体験です。
30歳の上限で社宅を出て行くことになり、東大阪に2DKの部屋を借りた。
 住み始めて1ヶ月後、飲み会で終電落とした先輩を泊めることになった。
寝入ってしばらくして、

「 うわっ!」

と顔色を変えている先輩に、

「 どうしたんです?」

って聞くと、

「 ・・・もう、いいよ。
俺、タクシーで帰る。」

って、何にも具体的なこと言わずにさっさと帰ってしまった。

 翌日、無理に聞いてみると、足つかまれて、体に沿って上ってきそうだった。
俺には霊感ないので、

“ 危害が無ければ、まあいいか・・・・。”

と、ほっといてた。
 後日、風呂の掃除をしていると、排水口から女性用のネックレスが出てきた。
ただの忘れモノとは思ったが、気になったので、毎日水を供えて供養代わりにしてみた。
 その持ち主が、先輩を掴んだ人と関係があったのかどうかは、今も分からない。
ただ、そのあと少し気になることがあった。












童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1月3日(木)のつぶやき | トップ | 1月4日(金)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

B,日々の恐怖」カテゴリの最新記事