大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

日々の恐怖 ワイの話2 病院1

2018-06-18 19:37:32 | B,日々の恐怖






  日々の恐怖 ワイの話2 病院1






 ワイが現場仕事始めて1年ちょい経った頃の話。
実際解体してたら、天井裏からお札とか髪の毛落ちてくることってまぁまぁ経験する。
初めて髪束見て死にかけた時から1年ちょいで5回か6回くらいはそういうの見てて、そん時は若干そういうものに耐性がついてた。
 宮崎県のどこやったか覚えてないけど、病院が移転するってなって取り壊しに行ったんや。
けっこう大きい病院で、病院の解体とか初めてやったからワイも若干テンションが上がっとった。
 鉄ものとかそういうのから外に出して、床の長尺シート剥がしてからバラしが始まるんやけど、ワイは病室のバラしをやっとった。
でも、その病院が古いからなのか変な構造しとって、天井のボード剥がしたら10センチくらい隙間があって、すぐコンクリが埋まってた。
 普通はもっと隙間開けて枠とかあるはずなんやけど、元々コンクリの天井があるのにわざわざボードで天井を低くしとる感じやった。

“ クソ、二度手間やんけ!!”

とか思いながら、とりあえずバラしてたんやけど、3部屋目のバラしに入った時に天井剥がしたら、ポテチの袋が落ちてきた。













童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日々の出来事 6月18日 ... | トップ | 6月18日(月)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

B,日々の恐怖」カテゴリの最新記事