大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

☆奇妙な恐怖小説群
☆ghanayama童話
☆写真絵画鑑賞
☆日々の出来事
☆不条理日記

日々の恐怖 11月28日 マンション管理(2)

2019-11-28 08:00:00 | B,日々の恐怖



 日々の恐怖 11月28日 マンション管理(2)



 前オーナーが金策に困り、そのままの状態で放置したものと考え部屋を物色しました。
部屋は典型的なワンルームで、玄関を入るとユニットバス・キッチンで、扉を開けると部屋があります。
 窓が右手で奥がベランダです。
部屋には小さい箪笥に、3段ボックスとテレビが2台です。
 押入れには布団とごちゃごちゃした小物がありました。
ちょっとした物置状態でした。

“ 廃棄物代がかかるなぁ・・・。”

と舌打ちしながら色んな物を漁ってると、何故か突然人の視線を感じました。
生活臭の残ってる夜逃げ部屋では、たまに違和感を感じる事はあるが、妙に気持ち悪い。
 暫く部屋にいたら、どうやら壁に掛けてある古い姿見の鏡から視線を感じる。
その姿見は壁に張り付けてあって移動ができない。
 これはちょっと嫌な部屋だなと感じながら、鏡は見ないように作業を続けました。
最後に室内の写真(間取り等の参考資料)を撮り終え帰社しました。







童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
 大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しづめばこ 11月24日 ... | トップ | 日々の恐怖 11月30日 ... »
最新の画像もっと見る

B,日々の恐怖」カテゴリの最新記事