大聖堂の中に入った。とても広い空間だ。身廊の高さは42mもある。
一番先に目についたのはこの黄金の衣装をまとった像。
その中央に立つ女神像は、伏し目がちで穏やかな表情を湛えている。
身廊の柱には装飾柱が付けられて、細い柱が何本も並ぶように見せている。こうした、軽やかさを演出する工夫は、ゴシック様式の聖堂によくみられる。
中ほどにはこんな像も。木製で聖母を表しているのだろうか。
大きなバラ窓。やはりスケールの大きさを感じさせる。
こんな像もあった。キリスト誕生の場面を表しているのだろうか。そうなら、珍しい形のシーンだ。
そんな堂内のあれこれを撮影している女性を見かけた。私も同じような格好で写真を撮っていたので、お互い顔を見合わせて挨拶を交わした。イギリスからの旅行者だという。
さて、次にはこの大聖堂訪問の第一目的であるシャガールのステンドグラスを見に行こう。