配信終了間際の作品をネットフリックスで鑑賞。2014年アルゼンチン映画
監督ナタリア・メタ
左から ドロレス、チャベス、ガンソ、ケビン
80年代のアルゼンチン、ブエノスアイレス。
ゲイの富豪アルコルタの殺人事件があって刑事チャベスが駆け付けると若い刑事ガンソが殺害現場にいました。
近隣から騒音の通報があって駆け付けたら第一発見者になってしまった、とのこと。
チャベスの相棒ドロレスはロシュツの多いボディコンシャスな服を纏ったお姉さん。こんなんでいいのかしら?という思いと、これなら身バレせずに聞き込みとかできるかも、という思いが交錯する~。
とりあえずガンソは帰して捜査がはじまる。
翌日警察署のトイレでガンソにばったり会い、「昨日殺害現場にあったんですけど」と渡されたのはゲイバー”マニラ”のマッチ。
アルコルタの留守電に最後に入っていたのは ”マニラ” で歌うケビンからのメッセージでマニラで張り込みしているとまたまたガンソが・・・。この日は乱闘事件になってしまい、ケビンには逃げられる。
捜査に参加したいという、ガンソをケビンに接近させて情報収集を始める。
粋なスーツに身を包み、近づいてきたガンソに秒で食いつくケビン
これはゲイの兄さんとしてはスルー出来ないでしょう。
ポロの試合を観戦に行ってケビン×ガンソの席の後方から捜査チームがチラ見している。
チャベスは
「何を話してるんだ?」「近づきすぎじゃないか?」
とかイライラしていて、中間報告に来たガンソにも
「顔が近すぎるだろ」
とか文句をいう・・・。それはジェラシーです、と確信しました。
その後、アルコルタの裏稼業とかいろいろあって話は急展開。
チャベスとガンソの運命はいかに
ガンス役のチノ・ダリンはなんというかカワイイのと色っぽいのと絶妙な配合で合わさってる感じ・・・
えーい、ハートいっぱいとばしちゃえ~
「永遠に僕のもの」のラモン役のときはワイルド+せくすぃという感じでしたけど、ガンスはカワ(・∀・)イイ!!+せくすぃでした。









石川門の近く、兼六園下のバス停から高速バスに乗って富山まで行ってきました。





近日公開の映画のチラシもらってきた。















輸入DVDで鑑賞。
フランス映画で英字幕がついてますが、理解怪しい・・・。
プロバンス地方、夏。
夫:フレデリックと妻:フレデリック(同じ名前だけどスペルがちょっと違う)いらずらな息子と3人家族。
別荘で親戚が集まってパーティがあるからと、お隣の住人ユーゴを誘う。
ユーゴはゲイでグラフィックデザイナー。
フレデリックの家族と近所付き合いがはじまりフレデリック(夫)とユーゴは親しくつきあうようになる。
ある日ユーゴとジョギングする約束をしていたフレデリック。
出がけに階段で足をくじいて「アイタタ」な状態、なのにジョギングに来てしまった。
ユーゴは大きく遅れたフレデリックの異変に気が付く。
「(けがをしているのに)なんで来たの?」
とユーゴは尋ねます。
一緒にいたい、走りたい、それだけで来てしまったんでしょうが結局ユーゴにおんぶされて帰ってくる。
おぶってるユーゴがやけに色っぽい・・・(フレデリックの必死なしがみつき方にただならぬ気持を感じます)
ユーゴとフレデリック夫が親しくなるにつれフレデリック夫とフレデリック妻の間がぎくしゃくしてくる・・・。
ひまわり畑が美しくてため息出そう・・・。
この映画なぜ観たかというとアンディ・ジレが出ている、と知ったからでした。
バーの若い男という役どころ。
「アストレとセラドン」のアンディ・ジレ
かなり前にビデオで観たことあるのですが久々にDVDで鑑賞。
1994年フランス映画
監督、脚本:ジャック・オーディアール

マルクス :ジャン・ルイ・トランティニアン
ジョニー :マチュー・カソヴィッツ
シモン :ジャン・ヤンヌ
中年のセールスマンのシモンと若い刑事ミッキー。なんとなくウマが合いつるんでいる。ミッキーに頼まれて「車に乗ってるだけでいいから」と言われて張り込みを手伝ったその日潜入中のミッキーは銃で撃たれて昏睡状態になってしまう。
入院先に日参して新聞や雑誌を読んだり話かけたりするシモン。
警察はアテにならないとシモンはミッキーのために犯人探しの旅に出る。
シモンとミッキーの話と並行してマルクスとジョニーの話が進みます。
ミッキーの事件より大分前のこと。
賭博師のマルクスがヒッチハイクをしようとしているとどこからか現れた若い男。
追い払おうとしても付きまとい、どこまでもついてきて結局行動を共にすることに。
子供のように無邪気で頼りなげなその男は、ジョニーと名乗ります。
ジョニーはマルクスが賭博をやっている時もお構いなしに「晩ごはん何が食べたい?」とか聞きに来るし、空気は読まないし、めんどくさい。置き去りにしようとすると自傷するので放っておけない。
賭博で抱えた借金が返せなくなったマルクスはジョニーと組んで犯罪組織の取り立て屋の仕事をさせられることになる。
借金取りの仕事を順調にこなしていくふたりでしたがマルクスが賭博で使い込んでしまい組織からはもっと危険な仕事を持ちかけられる。二の足を踏むマルクスに「僕がやるよ」というジョニー。
シモンは仕事も家族も放り出して犯人探しの旅をするくらいミッキーを深く思ってる。旅の途中、たびたび入院先の病院に電話してミッキーの様子を聞き、「新聞記事でもなんでもいいから話しかけてやってくれ」とナースに頼む。
友情を超えて愛情なんだと思いました。
マルクスとジョニーの関係も怒鳴られても呆れられてもマルクスを慕うジョニーは捨てられた子犬のようで本能で自分を愛してくれる人を知ってるんでしょう。
原題は
“ Regarde Les Hommes Tomber”
「堕ちていく男たちを見よ」
夜寝ているマルクスをわざわざ起こして「隣で寝てもいい?」というジョニーに「ホモなのか?」と悪態をついてやれやれと呆れて、それでも一緒に寝てやるシーンがあってマルクスもジョニーを愛しいと思っていた、そう思えるシーンでした。

