歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

来月頃から本格化する北米へのガレキ漂着

2013-03-18 | ニュース

 環境省は、東日本大震災の津波で被災3県(岩手・宮城・福島)から流出した壊れた家屋など(所謂ガレキ)の北米西海岸へ到達する時期と量を修正した予測を発表した(3月15日)。”ガレキ”の到達は来月(4月)から本格化し、10月までに22万1千トンに上る見通しで、前回推計(昨年11月)の6月までに3万3千トンが到達としたより量が大幅に増えている。
 津波で海に流出したガレキは約150万トン。推計は、このうち9割の家屋木材などの軽くて流れやすい133万トンを対象としてシュミレーションした。これによると、以前の予測より4ヶ月遅い来月(4月)頃から北米の沿岸部に本格的に到達し始め、到達量は6月までに10万5千トン、8月には17万3千トン、10月までに22万千トンに上るとの事。
 国際ルールでは他国からの漂着物の処理は漂着先の地元自治体が担うこととなっている。しかし漂着物量が多く、漂着自治体では解体・撤去等の費用に苦慮している状況だ。この度の漂流ガレキの処理費用について、日本政府はアメリカとカナダに処理費用の一部を支援することを決めている。

 

 畑のビニールハウスの中では越冬した野菜が育っている。この野菜の中、カブ(聖護院蕪)・シャクシナ(雪白体菜)で花が咲いており、花はアブラナ科特有の十字架のような4枚の花弁で黄色の花だ。これらに続いてダイコンも花を付けだした。ダイコンもアブラナ科であり、十字架のような4枚の花弁花だが色は白色である。
 ダイコン(大根)は主に肥大した根を食用とするが、葉(大根葉)を食べるので、緑黄色野菜でもある。種子から油を採ることもある。日本でのダイコンは弥生時代には伝わっていて、”おほね”として古事記(712)・日本書紀(720)・和名類聚抄(923~930)に記載されている。名(大根)の由来は、大きな根の大根(おほね、おおね)からである。春の七草の”すずしろ”はダイコン(大根)のことである。日本でのダイコンは、根が白い品種が殆どで、スズシロ(清白)名はこれによるものである。

Daikon303181  ダイコン(大根)
別名は清白(すずしろ)
アブラナ科ダイコン属
原産地は地中海沿岸地方とされ、数千年前の古代ギリシア・古代エジプトでは栽培されていたと言われる


Daikon303182 Daikon303183