国内資源開発各社で構成する石油鉱業連盟(石鉱連)は昨年の12月に、世界のエネルギー資源に関する調査で「世界の石油の”可採年数”は、2010年末で41.0年となる」と発表した。
前回の調査(2005年末時点、2007年発表)と比べ、年間生産量は3億バレル減の293億バレルとほぼ横ばいだが、確認埋蔵量は880億バレル増の1兆2018億バレルとなり、前回の37.6年から3.4年延びた。在来型天然ガスの可採年数は46.8年で、前回の50.7年から3.9年短くなった。調査は北米のシェールガス・オイルなどの非在来型資源が対象外なので、実際の可採年数はこれより長くなる。
米国は世界第3位の産油国だが、国内のエネルギー需要の約2割を輸入している。しかし、米国は、国際エネルギー機関(IEA)の「世界のエネルギー見通しに関する報告書」によると、シェールオイルやシェールガスの採取技術を確立して商業生産し、エネルギー効率の改善もあり、35年までに必要とするエネルギーのほとんどを自給できるようになるとみている。天然ガスの生産でも、米国は15年までにロシアを上回り、世界最大になると予測した。
◆石油バレル
1バレル=158.987295リットル
◆オイルシェール
シェール(shale)とは頁岩のこと。オイルシェール(oil shale)は、油母頁岩(ゆぼけつがん)・油頁岩(ゆけつがん)と言い、油母 (ケロジェン) を多く含む岩石である。
頁岩は、水底に堆積した泥が固結して泥岩となり更に固結度が増したものである。粒子の細かい泥由来なので、気体・液体の流動性は悪い。オイルシェールはこの様な頁岩に有機物(石油・天然ガス等)を多量に含んでいるものである。
オイルシェールは世界各地に埋蔵されており、世界的には2兆8000億~3兆3000億バレルの埋蔵量があると言われている。
フキノトウが近所の駐車場の塀とアスファルト舗装の間に出てる。昨年も同じ場所で出ていた事を思い出した。隙間は狭く、昨年は「どこから種が飛んできたのだろう、ど根性蕗(ふき)だ」とのコメントをしていた・・今年も同じコメントとなる。
フキ(蕗)は、キク科フキ属の多年草で、フキノトウ(蕗の薹)はフキの花茎である。雌雄異花で、雌花は受粉後に花茎を伸ばしてタンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。このど根性フキは雄花で、近くに雌花を捜したけど見つからない・・残念。