世界知的所有権機関(WIPO)の発表による2013年の特許の国際出願件数で、パナソニックが3年ぶりに首位に返り咲いた(3月13日)。
中国の通信機器大手の中興通訊(ZTE)は、昨年まで2年連続で1位だったが2位となった。日本企業では、シャープが6位、トヨタ自動車が8位と上位10社に入っている。
世界での特許の国際出願数は20万5300件(前年比5%増)と過去最多となった。
国別では、1位が米国(約5万7000件)、2位が日本(約4万3000件)でこの2国で半分を占める。次いで3位が中国(約2万1000件)、4位ドイツ、5位は韓国となっている。
◆特許国際出願件数(2013年、速報値)
順位のカッコ内は前年の順位
順位 企業名 件数
1(2) パナソニック(日) 2,881
2(1) 中興通訊(中) 2,309
3(4) 華為技術(中) 2,094
4(7) クアルコム(米) 2,036
5(20) インテル(米) 1,852
6(3) シャープ(日) 1,840
7(5) ボッシュ(独) 1,786
8(6) トヨタ自動車(日) 1,696
9(10) エリクソン(スウェーデン) 1,467
10(9) フィリップス(オランダ) 1,423
◆世界知的所有権機関(WIPO)
WIPO:World Intellectual Property Organization
全世界的な知的財産権の保護を促進することを目的とする。
国連の専門機関で、1967年の「世界知的所有権機関を設立する条約(WIPO設立条約)」により1970年に設立。
商標・工業意匠・原産地名称の国際登録制度および特許の国際出願制度のサービス提供も行っている。
加盟国は186ヶ国(2013年6月19日現在)。
垣根のマサキに赤い実が付いている、と思って見たら種はもうなく殻だけが残っていたのだった。もうじき春だから当たり前。新芽や花芽は小さいけど付いている。
名(マサキ)の由来は、常緑なので、”マサオキ(真青木)→マセキ”からと言う。
(実の写真(下の2枚)は、1月末に撮影した)
マサキ(柾、正木)
ニシキギ科ニシキギ属
原産地は日本・朝鮮・中国
耐寒性の常緑低木
開花時期は6月~7月
花は数mm程の4弁花、花色は淡緑白色
果実は朔果で、径5~8mm程の球形
熟すると果実は3~4つに割れ、赤橙色の仮種皮に包まれた種子が見える