今日の天気は曇り、午後から少し雨模様と芳しくない。
久しぶりに榴岡天満宮にお参りしようと出かけた。震災での復旧工事が終わって以前の姿となっていた。唐門の朱塗りの鮮やかさ、社殿の佇まい・・良かった。
◆榴岡天満宮
所在地:仙台市宮城野区榴ヶ岡
祭神:菅原道真(すがわらのみちざね)
境内の樹木:ウメ、サクラ、シラカシ
現在の社殿は、寛政7年(1795年)2月に落雷での焼失後に再建された
境内の梅が咲き始めていた。
菅原道真と言えば、拾遺和歌集での
「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ」が良く知られている。
奈良時代に「花」と言えば梅(の花)と言えるほど、古来から親しまれた花である。別名も、風待草(かぜまちぐさ)・好文木(こうぶんぼく)・春告草(はるつげぐさ)・などなどと多い。平安時代中頃から、梅より桜(の花)が好まれるようになり、江戸時代以降は花といえば「桜」となった。因みに「つゆ」を「梅雨」と書くのは、梅の実がなる頃に雨が多いから。
ウメ(梅)
(梅の果実も梅と言う)
バラ科サクラ属
学名:Prunus mume
落葉高木
原産地は中国、奈良時代の遣隋使か遣唐使が持って来たと言う
開花時期は1月~4月
種類により開花期が異なる
梅には300種以上の品種があり、野梅系・紅梅系・豊後系の3系統に分類され、梅の実を採るのは主に豊後系との事