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内閣官房事務官がマルウエア検出ソフトを開発

2014-03-22 | デジタル・インターネット

 先月(2014年2月)の新聞などで、「内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)の事務官が、マルウエア検出ソフトを開発した」との記事が報道された。開発したのは、警察庁から出向している内閣官房情報セキュリティセンター 内閣事務官大坪雄平氏。
 この手法は、文書ファイルの構造に着目したもので、通常文書ファイルは表示に必要な内容のみで、画面表示の内容とファイルの内部構造が一致する。しかし、「余計なもの:悪質な実行ファイルなど」が含まれていると、表示内容と内部構造は一致せず、不整合が生じる。不整合の一つが「ファイルサイズ」である(開発ツールは、o-checkerと名付けた)。正常なファイル(doc、xls、ppt、jtd、PDFファイル)のサイズは「512バイト」の倍数になるが、「余計なもの」が仕込まれた不正なファイルは倍数ぴったりにならないことを応用した。(最新バージョンでは、正常なファイルでも512バイトの倍数にならないこともある)
 悪質な実行ファイルを含んだメールの添付ファイル約400件を「o-checker」は98.9%を「悪性」と判定した。これは市販ウイルス対策ソフトの検知確率を上回るとの事。専門家は、「効率的にウイルスを発見できる」との評価と言う。

 

 今日は久しぶりに晴れた感じ。でも気温は上がらず寒い(最高気温10℃以下かな)。桜前線が北上し始めた様だが、こちらは春が足踏みしている。
 道に沿った空き地でオオイヌノフグリの花が咲いていた。緑の絨毯に白青の水玉模様を散らした様で綺麗。春は近い。
 オオイヌノフグリは、花が小さいイヌノフグリより大きい花なので名付けられたようだ。イヌノフグリ(犬陰嚢)はオオイヌノフグリと同科同属で、春に薄桃色の小さな花(径3mmほど)が咲く。かつては道端などで普通に見られた雑草であったが近年大幅に減少し、レッドデータブックでは絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)に指定されている。
 名のイヌノフグリは、二つ付いた果実の様子が犬のフグリ(陰嚢:いんのう)に似ているからと言われる。・・とても小さいけど、似てると言えば似てる。

Ooinunofuguri403221 オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)
別名:天人唐草(てんにんからくさ)
   星の瞳(ほしのひとみ)
   瑠璃唐草(るりからくさ)
英名:Bird's eye
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
越年草
ヨーロッパ原産
明治初期に渡来した帰化植物
開花時期は2月~6月
花色はコバルトブルー、花径は8mm程
色の濃さと大きさが少し異なる花弁が4枚
花弁は根元でまとまり1つの花冠となる


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