文化審議会は、長野県茅野市で出土した「仮面の女神」と呼ばれている縄文時代後期の土偶を国宝に、村上華岳の「裸婦図」(東京・山種美術財団)や徳川家康・秀忠の木像(浄土宗総本山知恩院)など美術工芸品50件を重要文化財に指定するよう下村博文・文部科学相に答申した(3月18日)。また、「徳川園黒門(名古屋市)」、「五助堰堤(神戸市」などの建造物154件を登録有形文化財とすることも求めた。重文指定の解除を答申したのは、昨年8月の火災で焼失したと見られる一遍上人立像(松山市宝厳寺)。
土偶が国宝となるのは5例目となる。
函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡出土
八戸市風張1遺跡出土
山形県西ノ前遺跡出土
茅野市米沢棚畑遺跡出土
◆仮面の女神(縄文時代の土偶)
茅野市湖東の中ッ原(なかっぱら)遺跡で2000年に出土した縄文土偶(通称、仮面の女神)で、全身がほぼ完存する大形土偶。
全長34cm・重量2.7kgあり、縄文時代後期前半(約4000年前)に作られた。この時代の土器と同様に粘土紐の積み上げで作られ、中が空洞(中空土偶)で、大形土偶に見られる形態である。顔に仮面をつけた姿から、仮面土偶と呼ばれる。
因みに、同市(棚畑遺跡)で出土した土偶(通称、縄文のビーナス)も1995年(平成7年)に指定を受けている。
尚、「仮面の女神」は東京国立博物館で「新指定国宝・重要文化財展」が4月22日~5月11日まで展示される。
街に出かけたら、ビルの屋上庭園がオープンしていた。冬はお休みで、春になったからだな。
まだ色々のお花が有るわけではないが、ビオラを沢山咲かせていた。
ビオラ(ヴィオラ)と呼んでいるのは、パンジーの小輪多花性種との事。一般に、花径4cm~5cm以上をパンジー、以下をビオラとすることが多いと言うが、中間的なのもあり、両者の区別はかなり曖昧のようだ。最近では、見た目豪華がパンジー、可愛いのをビオラと呼ぶ向きもあるとか!。
ビオラ
別名:三色菫(さんしきすみれ)
パンジーも同じ
スミレ科スミレ属
耐寒性一年草または宿根草
原産地はヨーロッパ 、江戸末期に渡来
開花時期:10月~5月
花色は、白・赤・黄・青・紫などと多色