厚生労働省は、2013年の「健康寿命」が男性71.19歳(13年の平均寿命は80.21歳)、女性74.21歳(13年の平均寿命は86.61歳)だったと発表した(10月1日)。前回の2010年時点では、男性70.42歳、女性73.62歳であり男女とも延びている。
「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活に影響がない(介護を受けないなど)期間で、国民生活基礎調査で「健康で日常生活に影響がない」と答えた人の割合・年齢別の人口・死亡数などから算出している。
これより、日常生活に影響がある(介護を受ける)期間は、男性80.21-71.19=9.02年、女性86.61-74.21=12.40年と概ね10年ほどとなる。・・せつないな。
咲いた花が白花だけのミズヒキを見た。白花種のはギンミズヒキと呼ぶ。
良くみかけるミズヒキは短い花柄を出して紅白の小花を穂状に付けている。花は花弁状の萼4片で太陽に当たる側3枚が紅く腹側が白色。名(ミズヒキ)の由来は、この紅白が祝儀袋の水引(みずひき)そっくりだからと言う。
水引は、のし袋や贈答品に付けられる飾り紐で、形・色を慶弔などによって使い分ける。お祝い事に用いる水引の色は紅白が一般的である。水引の起源は飛鳥時代と言われ、最初の遣隋使の小野妹子が帰国した時に、隋の答礼使が携えてきた贈り物に結ばれていたのが紅白の麻紐であった。これから宮廷への献上品を紅白の麻紐で結ぶ様になったのが起源と言う。
ミズヒキ(水引)
別名:水引草(みずひきそう)
タデ科ミズヒキ属(タデ属)
多年草(宿根草)
開花は8月~11月
細い花茎(花穂)に小花が点々と付く
花被(かひ、萼や花弁)は4裂し、赤色と白色
白花の水引はギンミズヒキ(銀水引)と呼ばれる
花の大きさは3mm~4mm程度