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世界で最も美しい湾クラブに富山湾が加盟

2014-10-19 | ニュース

 富山県は国際連合教育科学文化機関(UNESUCO)が後援する非政府組織(NGO)の「世界で最も美しい湾クラブ」が、富山湾の加盟を正式決定したと発表した(10月18日)。
 加盟は、韓国・麗水(Yeosu)市で開かれたクラブ総会で、全会一致で承認された。日本では松島湾(宮城県)に続く2ヵ所目で、日本海側では初めて。富山湾ならではの魅力で、湾越しに3000メートル級の立山連峰を望む雄大な景観、埋没林や蜃気楼(しんきろう)など多様な自然環境、「富山湾の宝石」と呼ばれるホタルイカや白エビなどの多様な生態系などが評価された。
 湾クラブは1997年に設立され、各国の関係者が観光振興や環境保護の情報を交換し、交流を深めている。これまでに、世界遺産のモンサンミシェル湾(フランス)やハロン湾(ベトナム)など、36湾(24ヵ国と1地域)が加盟していた。

 

 春に咲いていたゴウダソウに種が付いている。花後にできる莢がとてもユニークで、団扇(うちわ)の様な円形の平たい莢(さや)の中に数粒の種がある。最初は淡緑色だが段々と曇りガラスの様な透明感のある薄い膜となる。熟して種が出てしまっても薄い膜(隔膜)が株に残る。形や薄い膜が面白く長持ちするので、ドライフラワーに使われるとか。
 日本では1901年(明治34年)に東京美術学校教授の合田清氏がパリから種子を持ち帰ったのが始まりで、ゴウダソウ(合田草)の名の由来でもある。学名はルナリア(Lunaria annua)で、属名の Lunaria はラテン語の「Luna(月)」から、団扇の様な丸い莢の形から名づけられたものである。

Goudasou410191 ゴウダソウ(合田草)
別名:ルナリア(Lunaria)
   大判草(おおばんそう)
   銀扇草(ぎんせんそう)
   銀貨草(ぎんかそう)
アブラナ科ルナリア属
一年草
開花時期は5月~6月
花は径2cm位でアブラナ科特有の十字形の花びら
花色は赤紫色、白色もある
花後の種子は薄く半透明で団扇のような形の莢に入っている


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